お早うございます。早起きディレクターです。
突然ですが、みなさんは下の写真に写っているモノが一体何かをご存知でしょうか?
カメラが好きで、普段一眼レフカメラを愛用している人たちならきっとご存知だと思うんですが、これはカメラを「三脚」にすばやく固定するときに使う「クイックシュー」というモノなんです。
クイックシュー |
では、下の写真に写っているモノは?
はい、これもカメラ三脚につける「雲台」という部品ですね。
自由雲台 |
ではついでにもうひとつ、下の写真のモノは一体何でしょうか?
これは結構むずかしいかも。
実は、これはカメラを2台同時に三脚に搭載するときに使う特殊な「アクセサリープレート」というものです。
でも普通、こんなもの知りませんよね。
アクセサリープレート |
めくるめくマニアが喜ぶカメラの泥沼世界
かようにカメラ関係には実に多種多様な機材、道具などがありまして、興味のない人にはまったく興味の持てない、わけのわからない”ちんぷんかんぷん”な世界なんです。
しかも、それらの道具はひとつひとつが決してお安くはありません。
最初に紹介した「クイックシュー」などはドイツ製で2,30年前に作られた古い製品ですが、ついこのあいだネットで調べたら、今でもけっこう需要があって中古相場で1万円程度で取引されていました。
つまりこれは今年で90歳になる私の親父の持ち物だったんです。
下の写真に写っている道具は実家から持ち帰ったものの一部で、このほかにも望遠レンズを支えるための金具や雨の日撮影用の傘用プレートなんかもあります。
三脚などはこの他にも5,6本(全部で10脚ほど)ありました!
親父、そんなに三脚を集めてどないするねん?
ちなみに僕の父親はかつては腕の良い紳士服職人(テーラー)でしたが、若い頃から多趣味で、特にカメラやオーディオが大好きで、ふと気づくと新しい一眼レフカメラや話題のレコードプレーヤーなどをせっせと買い集めては今は亡きおふくろを怒らせ、また呆れさせていました。
しかし、そんな親父もさすがにここ数年は年齢に勝てず、目も耳も衰えてきてその収集品のすべてを処分してしまいました(と僕は思っていました)。
だから、この正月に実家に帰った時、なにげに物置を見た時はとても驚きました。
大量の三脚やら雲台やら、見たこともないような機材が出てくる出てくる。
最初は「お!ええ三脚。今でも使えるじゃん」などと気楽に考えたのですが、次から次へと出てくるその量の多さに次第に困惑。
昔、それらの機材を買った時の(結構高額な)出費を思うと、今更ながら亡きおふくろの心情に深く同情したのでした。
だって小学生の時、僕は自分の学習机を親に買ってもらえずに、自腹で買うような健気な子どもだったんですよ。
ま、遠い昔の話ですけど。
ああ、呪われた血筋!
さて、そんな賢い子どもだった僕もいつのまにか歳を取り、プロの映像ディレクターの仕事を35年間続け、今では半分趣味で動画を撮るようなおじさんになりました。
一応、映像屋ですからカメラにはもちろん馴染みも興味もあります。
いまでは、写真用カメラとしてキャノン「EOS 5dⅢ」、そしておもに動画撮影用にSONY 「α7c Ⅱ」という2代のカメラを使っています。
さらに昨年末は小さなカメラDJI「Osmo Pocket 3」も購入しました
その他、気がつけば簡単なビデオ撮影用カメラが2台。
さらに手ブレ防止のためにジンバルという高額機器も2台持っています。
ジンバル2台 |
結局、今は自分の部屋の中はカメラ関係の機材と10本ほどのギターで溢れかえっています。
いつのまにか親父のことを言えないような人になっていました。
しかも、今は新しい一眼ミラーレスカメラ、SONYの「FZ3」かCANONの「EOS R5」がほしいと考えています。
恐ろしいことです。
やっぱり血は争えません。
というわけで、最後は私のカメラで撮影した旅のYouTube動画でお楽しみください。
けっこうカメラも役に立っているんですよ。
物欲があるうちはまだまだ元気!とも言いますから。
はは。
0 件のコメント:
コメントを投稿
ご意見