お早うございます。早起きディレクターです。
自分はちょくちょくSNSを利用するんですが、ネット世界も最近はさらに殺伐としてきたようです。
自分の気に食わない意見にたいして、やたら「馬鹿」とか「クズ」「情弱」とかの言葉で罵倒するような投稿もよくみかけます。
今風に言えば「マウントを取りたがる」ということなんでしょうか。
きっと日頃、たくさんのストレスを溜め込んでいるんでしょう。
気の毒だとは思いますが、でも、そういう自分だってかつては現場などでミスったりすると、すぐに「クソ」だの「カス」だのという下品言葉を使っていたものです。
自分は物言いが率直なのできっと多くの方に不快な思いをさせたことと察します。
この場を借りてお詫びします。
だから、最近はSNSの罵詈雑言などを見かけるたびに反省して、できるだけそういう直情的な表現は控えています。
ましてや、面識のない相手に(しかも匿名で)罵倒言葉を使うことは避けたい。
前世は”おけら”だったりして?
最近、ある仲良しの女友達と話していて、かなり強烈に心に残った話がありました。
彼女は多くの顧客を迎え、彼らの仕事内容がよくなるように矯正したり、またはアドバイスしたりして、最終的にお客さんに喜ばれるようにする仕事をしています。
だからいつも基本姿勢は「親切心」であふれている人物です。
でも、なかには、どうにもこうにも人の気持ちを解せない、というか解かろうともしない「わからんちん」な顧客もいるそうで「そういった時、あなたはどうするの?」と質問したときの彼女の答えが・・・
「ああ、この人の前世はきっと”おけら”だったんだろうな、と思ってあきらめる」
というものでした。
何度も言いますが彼女はほんとうに普段から愛の溢れた心の細やかな人です。
そんな彼女でさえそんなふうに諦観しないとやり切れないこともある今の世の中。
でも”おけら”はちょっとなあ・・・
言霊って信じますか?
この世にはいろんな種類の悪があります。
盗み、詐欺、傷害、殺人・・・
でもそれらの犯罪を犯してしまった人間の中には、もしかしたら「それなりの理由、情状酌量の余地があるケース」もあるかもしれませんから一概に、迂闊なことは言えません。
それでもちょっとこれは許せないなあ、と思う悪がこの世には多く存在します。
たとえばそのひとつは「子どもの人身売買」に関する犯罪です。
昔から子どもを誘拐して利益を得ようとするような極悪な輩は一定数います。
(いわゆる「山椒大夫」の安寿と厨子王の世界ですね)
でも最近ではそのスケールも大きくなり、戦争や大災害に紛れて多くの子どもたちが消え去った、というような信じられないニュースも聞きます。
いったい世の中はどうなっているのか?
もしかしたら、そんな極悪なことをする輩の前世も”おけら”だったんでしょうか?
でも、よくよく考えればそれは”おけら”にたいしてかなり失礼な話ですよね。
有名な歌にもあるように、”おけら”だって懸命に生きているんですから、そんな生物以下の輩と一緒にされたんでは、たまったもんじゃない。
とにかく、普段の行動や言葉使いには(来生のためにも?)気をつけたいものです。
最近つくづく言葉の大切さを実感するというか「言霊って本当にあるなあ」と思う今日このごろ。
ということで、最後は皆様の”弥栄”をお祈りしながら、縁起良く〆めさせていただきます。
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