お早うございます。早起きディレクターです。
今朝、雨の中を散歩していてふと足元を見たら、左の靴紐がほどけて濡れていました。
「またか・・・でも、いいか」
カメラと傘で両手がふさがっていたし、わざわざ腰をかがめて結び直すのも面倒なのでそのまま歩いていたんですが、途中、ビチョビチョはねまわる靴紐が不快になり、しかも少し不安になりました。
「もしかしたら俺はこのまま死ぬまで、靴紐さえちゃんと結ぶこともできずに終わってしまうのか?」
実は僕は靴紐の正式な結び方を覚えられないまま60年以上生きてきました。
正式な(?)結び方を何度か教わったことはあるのですが、その度にいつの間にか忘れてしまいます。
どうやら自分の脳は靴紐とは相性が悪いようです。
そんなこんなでいつのまにか諦めてしまい「まあ、しゃあない」と自己流で通すようになりました。
だから、僕の靴紐はよくほどけるのです。
結婚してからは、見かねた妻がたまに結び直してくれるので助かりました。
でも、今朝改めて思いました。
「我が人生これで良いのか?」(んな大層な!!)
靴紐の因果はめぐるのか?
今朝、自分が不安になったのは「もしかしたら自分は、来生でも靴紐をまともに結べない駄目な人間として生まれて、そして死ぬのではないか?」と思い至ったからです。
よく、インド哲学や輪廻転生などでは「苦手なことは生きているうちに克服しないと、また来性に持ち越される」なんて言われます。
また「今生で出会った苦手な人とは来生でも苦手な人として現れる」(こっちはもっと嫌ですよね!)などとも言われます。
自分はこういった考えにわりと共鳴するタイプです。
だから、「靴紐さえまともに結べない人間が、人との関係をまともに結べるはずがない!」(うまいこと言っている場合ではない)
などと考え込んでしまったわけです。
人間、どうしても仲良くなれない人っていますよね。
日常で些細なことなんだけれど、何回チャレンジしても上手になれないことってありますよね。
でも何もせんのも埒が明かないので「手始めに靴紐からはじめてみっか」と思ったわけです。
ちなみに自分の場合、靴紐のほかにも「食品のラップを開けるのが面倒」とか「数字を書くのが(特に5が)苦手」など、些細だけれど克服すべき分野がかなりあるんですけどね(汗)
困ったもんです。
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