お早うございます。早起きディレクターです。
先日「オールナイトニッポン５５周年企画」というラジオ番組（YouTube）でタレントのタモリさんと星野源さんの掛け合いトークを聞く機会があったんですが、その内容の濃さと発想の面白さ、そしておふたりの品性や知識の深さにあらためて感心、感銘、そして降参いたしました。
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このおふたりは年齢がかなり違うんですが（３５年違い）、プライベートでもお付き合いがあるみたいで、聞いていてどこか感性が似ている（ような気がしました）。
やっぱりあるタイプの”才能”は同じような”才能”を見つけ合い、引き寄せ合い、そして磨き合うものなのでしょうか。
メディアの「影響」ってある種の「洗脳」なのか？
ここ数年、ラジオは若い層にも健闘しているようですが、テレビを見ない層がかなり増えているとよく聞きます。
もとテレビ屋としては寂しい話ですが、そういうテレビを見ない人たちの意見としてよく言われるのが「テレビは人を洗脳するメディアだから」というものがあります。
まあ、それは否定はしません。
でも良く考えると「洗脳」という鋭角な言葉をちょっとソフトに「刷り込み」、さらに「影響」というな平板な言葉に置き換えれば、そういう行為はTVだけではなくラジオも含めてあらゆるメディアでも起こっていることだと思います。
YouTubeにせよSNSにせよ、人間はある”意図のある情報”（善意にせよ悪意にせよ）に接すると何らかの反応をおこします。
本や音楽なんてもろに人間に影響を与え、洗脳します。
僕は定年後かなりの本を読むようになりましたが、根が素直なものですから😁しょっちゅう今読んでる本に振り回され続けています。
一応、本人的には本から与えられる情報だけを鵜呑みにせず、その対極にある思想や意見にも意識を向けるようには心がけてはいますが・・・果たして公平さは保てているのでしょうか？
類は友を呼ぶ
しかし、結局われわれが、もっとも影響をうけるもの・・・それは「人間関係」つまり周りの「友人」や「夫婦」「家族」だと思うのです。
まあ、当たり前っちゃあ当たり前な結論ですね。
しかし、だからこそ、日頃付き合う「人間」ってかなり重要な存在なんですね。
「類は友を呼ぶ」「朱に交われば赤くなる」ということわざは全くそのとおりで、先程のタモリさんと星野源さんだけでなく、才能が別の才能と出逢えばお互い良い影響を与え合う。
あのビートルズだって、そもそも天才が４人揃っていたわけではなくて、お互いの未熟な部分も含めて、ある「優秀」な要素をみんなで切磋し合った結果、偉大なグループが誕生した。
だから「阿呆とは付き合わないほうが良い！」
なんて事を言うと誰かに怒られるかもしれませんが、付き合っている人を見ればそのご本人の人格もある程度わかる、ということは間違いないと思います。
特に身近にいる人間の品性は付き合う上では本当に重要だと思います。
こんなことを書くから昔から自分には友だちが少ないのでしょうか？
まあ、いいか。
これまで、友人に恵まれた人はその幸運に感謝し、そうでない人はちょっと生き方を考え直す。
今日の一言「親子は選べないが、夫婦と友人は選べる。それが無理なら自然を友とする」
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