お早うございます。早起きディレクターです。
さきほど、嬉しい”突然の届きもの(贈り物?)”がありました。
昼前、「ピンポーン」というチャイム音で呼び出され、宅配便業者から玄関先で手渡されたのは、ビニールを「ぐるぐる巻き」にされた四角い紙包み。
送り主はかつてMBS「ちちんぷいぷい」の旅のコーナー『前略旅先にて』でお世話になった歌手、俳優の佐川満男さんでした。
すぐに紙をほどいてみると、中から古ーい1枚のLPレコードが出てきます。
「ブルームーン」が紡ぐご縁
LPのタイトルは「JULIE IS HER NAME-VOL.Ⅱ」
歌手はジュリー・ロンドン。
僕よりすこし年上の方ならご存じでしょうか、1950年代あたりに大活躍したアメリカの歌手、女優さんです。
さすが、もとロカビリー歌手としてならした佐川さんだけに趣味が渋いですわ。
それにしても今どきLPレコード!って😅
でも、実はこれには訳があるんです。
というのも以前、このブログで我が高齢の父が急な入院で生気をなくしていた際に、ジャズギター版の「ブルームーン」のCDを聞かせたところ、突然元気になったというエピソードを書いたのですが・・・関連→父の大好きな「ブルームーン」・・・音楽のパワーをあらためて感じます
それを読んでくれた佐川さんから、さっそく父への激励メールが僕の携帯に届きました。
そして、そこにもう一言が添えられていたんです。
「”ブルームーン”ならプレスリーやシナトラも歌っているけど、俺はジュリー・ロンドンのバージョンが一番好きや。」
前述しましたがジュリー・ロンドンといえば1950年代あたりに活躍した歌手。
現在82歳の佐川さんにとっては青春どまんなか”どストライク”の憧れのマドンナだったのでしょう。
僕もYouTubeでさっそくジュリー・ロンドン版「ブルームーン」を検索して聞いてみたところ、これがすこぶる素晴らしい!
ジュリーさんのボーカルも良いんですが、バックでギターをひくハワード・ロバーツさんという方のプレイがめちゃめちゃかっこいいんです。
(演奏はボーカルとギターとベースだけです)
それはまさに今、自分が憧れているジャズスタイルのギター演奏でした。
「ブルームーン」ジュリー・ロンドン&ハワード・ロバーツ⬇
で、そんな感想を電話で佐川さんに伝えたところ、「ジュリー・ロンドンならLPが5枚ほどあるから全部貸してあげるわ」ということになり、「ブルームーン」が収められたLPが今日届いたというわけです。
でも、届いたのは1枚だけ。
というのも、佐川さんから翌日また電話があり、「ジュリー・ロンドンの5枚のLPのうち4枚は人から借りたものだというのを忘れていた!」とのこと。
で、よくよく聞いてみると、LPのうち4枚は佐川さんの前夫人(伊東ゆかりさん)から借りっぱなしになっていたレコードだったんです。
そんな思い出の詰まった貴重なLP、おそれおおくて僕もよう借りられませんわ😓
というわけで、今も僕の部屋ではジュリーさんの声がレコードプレーヤーから優しくハートフルに響いています。
でも、あらためて聞いてみたら、ジュリーさんの声ってなんとなく佐川さんの前夫人(I・ゆかりさん)に雰囲気や歌い方が似ているんですよね。
果たして借りっぱなしの4枚のレコードにはどんなドラマがあったのか・・・?
まあ、それは知りませんが、とにかく僕もようやくそんな大人の女性の声がわかるような妙齢になったということでしょうか。
とにかく最近は低音の女性のボーカルに惹かれます。
一曲目が「ブルームーン」 |
でもまあ、本当のことをいえばわざわざ宅配便で送ってもらわなくとも、こちらが佐川さんの家まで行ってレコードを借りればいいのですが、またまたのコロナ騒動でそんなことさえも憚られてしまう世の中です。
今度、お返しするときは僕のギターも上達して、佐川さんのボーカルで酒でも交えて、、、と夢見ているのですが、いったいいつのことになるのでしょうか。
ま、せいぜいギターの練習に励みます。
60歳代ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿
ご意見