お早うございます。早起きディレクターです。
昨日は二上山に登ってきました。
そしてちょっと信じられないような風景に出会いました。
ご指摘の通り、まじで登山沼にハマるかもしれません。
大阪人におなじみの二上山で2回目の登山
二上山は奈良と大阪にまたがり、雌岳(標高474メートル)と雄岳(標高540メートル)という2つの頂上を持つユニークで愛らしい形をした山で、かつては大和言葉で「ふたかみやま」とも呼ばれた神聖な山です。
そういえば、以前「とびだせ!えほん」100回目の放送でも二上山を舞台にロケをしたことがありました。
100回という節目の回にこの山を選んだことからもわかるように、僕ら大阪の南の方に住む人間にとって二上山はある意味、特別な山なんです。
もちろん藤井寺市出身の長谷川さんにとっても同じです。
さて、今回は”人生二度目の登山”。
しかも、昨日は4日前に行った金剛登山の筋肉痛がじわじわと続いている状態です。
でも「その痛みがあるうちにさらに鍛えることで、筋肉はより成長しますよ!」という知り合いの”筋肉通(!?)”の言葉に励まされて、一路、おじさんは早朝から車で二上山の麓を目指したのでした。
登山とは、はじめは絶対に後悔するもの!?
出発は「道の駅ふたかみパーク」の駐車場。
無料の駐車場でトイレも綺麗だし昼間は食事をすることもできそうです。
でも、ここから、どちらへ向かっていけばいいのかがわかりません。
とりあえず、「雄岳登山口」という看板を頼りに金剛杖を片手に(前回の金剛山で学習しました)のんびり歩いていると「二上神社」に到着。
この神社の横が登山道の入り口のようです。
お参りをすませて、ほとんど人気のない静かな道を歩き出すと・・・やがて山の中にあの階段がまたもや出現します。
「また階段かいな😓」
登山初級者はまたげんなりした気分になります。
そして案の定、歩きだして15分ほどで汗が滝にように流れ出ます。
前回の金剛山よりは若干マシですが、それでもふくらはぎがじわじわ痛み出します。
それでも階段はえんえん続きます。
もしかしたら、いわゆる”初心者向き”と言われる登山道は、どこでもこのように整備された階段が多いものなのでしょうか?
「わし、階段嫌い!」
思わず愚痴も出ます。
途中には、こんな急な石段もありました。
でも、もう行程の半分以上は来てしまいました。
いまさら後戻りする勇気はありません。
これはまったく前回の金剛登山の時と同じパターンです。
どうやら、「登山とはまず後悔するもの」のようです。
ちなみに「愛とは決して後悔しないもの」と映画「ある愛の詩」中で言っていましたが、それはどうでもいいです。
そんなこアホなことを考えるほど頭も体も疲れきっていました。
そして頭がくらくらしてきて、やがてハイになる
そんなこんなで1時間ほど。
前回同様、歩いているうちになんとか体も道に慣れてきます。
足もそれほど痛くなくなる。
己の筋肉を励ましつつ、ついでに行き交う登山者に励まされたりしながらようやく雄岳の頂上に到着しました。
頂上付近は木々に覆われて全く周りの景色が見えない!!
これじゃあ、達成感がまったくない。
「でも、このままもとの山道へ引き返すのはあまりに無念😢」ということで、悩んだ末に今回はちょっとだけ冒険してみることにしました。
つまり、来た道を引き返さずに、あまり登山者が利用していなさそうな別の道を通って戻ることにしたんです。
”ジブリの道”で絶景に出会う
ちなみに、登山時に僕は「YAMAP」(やまっぷ)という無料のスマホ・アプリを使っているんですが、その地図を見れば日本中のありとあらゆる山のルートが見ることができ、しかも自分がどこにいるかもわかります。
問題はスマホのバッテリー残量があと20%弱しか残っていないということです😓が、まあ「二上山ならなんとかなるだろう」とそのルートを選択したのが正解でした。
歩きだしてものの数分で、いきなり景色が開けた場所に出ました。
「絶景かな、絶景かな」
気持ちも見晴らしもすっきりです。
周りの木々も涼やかです。
途中、すれ違った「山ガール」風の女性に聞いてみるとこの道は「トトロルート」と呼ばれる、知る人ぞ知る人気の道だそうです。(雌岳の登山口、鳥谷口古墳あたりから登ります)
なるほど、途中には「となりのトトロ」のモニュメントもありますし、映画に出てきそうな可愛い道もたくさん登場します。
俄然楽しくなってきます。
そして僕が何より感動したのは帰りの麓付近にある沢からの風景でした。
降りるに連れて沢の音が大きくなり、しばらく歩くと突然、神秘的なくらい深く澄みきった池に遭遇します。
水面には天上の春の光にてらされた緑が映し出され、それはまるで鏡のように微動だにしません。
その息を呑むほどの神秘的な美しさにしばらく立ち止まって見入ってしまいました。
(写真では状況を伝えきれないので動画でどうぞ)
こんな景色に出会えるのですから、やっぱりたまには小さな冒険もしてみるものです。
ちなみにこの池や沢には「道の駅ふたかみパーク」から歩いて15分ほどの鳥谷口古墳を過ぎたあたりで出会えます。
登山道の直ぐ側ですからから、登山ではなく散歩がてらに出かけるのもお薦めです。
というわけで次回はいよいよカメラマンの田中師匠と一緒に六甲山へ登ってきます!
皆様もよいGWをお過ごしください。
その前にそろそろ次のYouTubeの編集もすまさなければ😅
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