お早うございます。早起きディレクターです。
昨日は1月15日(土)(15時15分過ぎ頃から)に放送予定の「とびだせ!えほん」〜豊中編〜のテロップ入れ作業のために朝10時から大阪中津のとある編集室にいました。
若くて爽やかな編集マンの2人は相変わらず仕事は丁寧。しかも手早くて、ちゃっちゃっちゃっ!と編集作業は快調に進み今回もお昼過ぎには完了。
なんと所要時間は2時間半!いやはや君たちは凄すぎる。
おかげさまで今回も楽しく有意義な編集作業ができました。
距離感のある映像が好きです
ところで仕事の合間に若者一人からあることを指摘されました。
それは「『とびだせ!えほん』にはロングショットが多いですね!!」ということ。
さすが才能ある編集マンは良いところを見ています。
実はそれは僕の癖というか(昔のディレクターならよくいるタイプですが)旅ものVTRを作る時は常にロングショットを効果的に使いたい、と考えています。
しかも自分はロングショットだけでなく”遠くの人やモノを望遠レンズで撮影する”こともよくやります。
例えば「通りなどで隔てられた距離をおいた場面で見知らぬ人と笑顔で手を振りあう」なんてシーンは若い頃から大好物です。
例えば過去の「えほん旅」ならこんなシーン。(和歌山県海南市にて)
名前も何も知らない人々と笑顔で手をふりあう距離感が素敵だと思いませんか?
もちろん目の前でダイレクトに笑いながらやり取りするのも良いんですが、でも、行きずりの人との出会いなどは、ある程度の空間があったほうが胸にグッときて心にも残るものです。
きっとその適度な距離感が心地良いのでしょう。
例えて言えば、”遠く過ぎ去った昔の懐かしい思い出を眺めているような感覚”とでもいいましょうか。
だから逆に人との距離が近すぎるワイドレンズでふりまわす出会いばかりのVTRはちょっと生々しくて、時に息苦しくなります。
音の距離感
これは音や音楽も同じです。
マイクに迫ってくる迫力ある音もいいんですが、ちょっと遠く離れたところから聞こえてくる音色。
例えば祭り囃子や列車の汽笛音などは日本人ならきっと郷愁をそそられます。
やっぱり距離感って大事ですよね。
今回の「とびだせ!えほん」豊中編でも、ちょいちょいそんなシーンが登場します。
しかも豊中が大好きなスペシャルゲストと一緒です。
ぜひ今週1月15日に「土曜の4ちゃんTV」でご覧ください。
午後3時15分過ぎからの放送予定です。
ほな、今日も適度な距離感で!
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