お早うございます。早起きディレクターです。
これは非常に個人的な意見で気にならない人にはまったく「何のこっちゃ!?」な意見なのかもしれませんが、あまりに驚いたので一応、述べておきます。
昨日の日曜日の夕方、かなり久しぶりに「サザエさん」を見ました。
そして愕然としました。
「ワカメの声にまったく若さがない!」
いえ、別にワカメの声を担当している声優さん(2005年から担当している方で「津村まこと」さんという方です)にクレームを言っているわけではありません。
だって、2005年以降、これまでにもごくたまに「サザエさん」でワカメが喋っているシーンを見たことはありますが、その時はそれほど気にはならなかったからです。
それどころか内容に感心した時もあったほどです。
でも昨日は見ていてとっても気になりました。
「ワカメの声が落ち着きすぎている」
なんだかんだ言っても、ワカメはまだ小学の低学年(小3)という設定。
ですからまだまだ無邪気なはずで、時には家族にわがままも言うような年齢です。
にもかかわらず、とにかく彼女の声のトーンが静かで丁寧で優しすぎる。
まるでよく出来たやさしい母親のような声のトーンです。
*あくまでトーンの話です
「これって演出の方針なのか?」
これはもしかしたら制作側によって”毒気リミッター”みたいなものがかかっているのではないか?
サザエさんは今や日本の優等生的な家族漫画だから、できるだけ穏便なトーンで済まそうとしているのではないか?
自分はテレビを作る側なので、つい邪推までしてしまいます。
いずれにせよ、ワカメの声がまったく”はっちゃけて”いないためにそのリズム感(空気感?)は他の家族(カツオにさえ)伝播して、サザエさん一家がとってもいい人ばかりの(漫画としては)つまらない家族になってしまったように感じました。
まるで全くグルーヴしていないアース・ウィンド・アンド・ファイアーを聞いているような気分す。
こんなこと思っているのは僕だけなのでしょうか?
いずれにせよ、ワカメちゃん。
君はまだ若いんだからもっともっと弾けてください。
そしてたまには塩気、否、毒気も味わせてください。
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