お早うございます。早起きディレクターです。
昨日は久しぶりに石切神社にお参りに行ってきました。
2016年の年始に「とびだせ!えほん」で取材して以来5年ぶりの参拝です。
でんぼの神様”石切さん”
石切神社は正式には石切劔箭(つるぎや)神社。
関西では「でんぼ(腫れ物)の神様」として”石切さん”と呼ばれ親しまれています。
でんぼの神様だけに今や”癌封じ”の願掛けに来られる方が多いそうです。
本殿の前には「お百度石」が15メートルほどの間隔に2基並べられています。
どちらも長い年月かけて参拝者たちの手で触れられたためか、ぴかぴか&つるつるに光り輝いています。
一体これまで幾人もの人々がこの石を撫で思いを馳せていったのでしょうか。
「お百度詣り」でハイになる
しかしあれですね。
5年前に取材で訪れた時もお百度を踏む人々を見て「人が人を思う気持ち」に感心・感動したものですが、今回、いざ自分が実際に踏んでみるとなるとさらに”神聖”というか”神妙”な気分になるものです。
2015年 |
お百度を踏むときは「お百度紐」というものを使い、一周ごとに紐を一本折って数えていきますが今回は何ももたずに自分の年齢の数だけお祈りすることにしました。
現在自分は61歳ですから数え年で62往復することになります。
歩測しましたところ1往復が57歩ですから✕62周で3534歩。
一往復わずか30〜40秒ほどの時間ですが、同じ道を一心不乱に歩いているとだんだん精神が高揚してきて一種のランナーズハイのような状態になるようです。
そして「4周目、5周目・・・」と念仏のようにかぞえているうちに、これまでの自分の人生のその齢ごとの思い出が切れ切れによみがえってきます。
5歳。どろだらけで砂利道を走り回っていた幼少時代。
10歳。アホな顔して「♪ブルーライトよこはま〜」と流行歌を歌っていた小学生時代。
20歳。大学で勉強もせずに音楽と女の子ばかりに夢中になっていた学生時代。
妻と出会ったのは25歳。
ようやく仕事に自信がつき始めたのは32歳の頃でした。
ハードな仕事が続きちょっと精神がやばくなりかけたこともある37歳の頃。
40歳の時に「ちちんぷいぷい」がはじまりましたがまさか21年も続くとは思いもしませんでした。
52歳。ちちんぷいぷいで「とびだせ!えほん」が始まった年齢です。
そしてあれから10年がたち現在61歳。
61年間を40分弱くらいで振り返ったのですが、参拝を終えたときはうっすら汗もかき、なんだか心も体もすっきりしていました。
たしかにこれは癖になりそうです。
しかも参道には誘惑も多い。
5年前に取材でお世話になったおでん屋さんにご挨拶して
せっかくなのでお料理とビールもいただいてきました。
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