お早うございます。早起きディレクターです。
僕は女性が好きです。(なんの宣言だ😅)
若い女性も好きですが、それより年を経た女性たち・・・つまりおばちゃんやおばあちゃんが大好きです。
振り返ってみると小さな頃から年配の女性を相手にするのが得意な子供だったようです。
そういった女性への善意や好意は相手にも伝わりますからいつも年上との会話ははずみ、いつのまにか”年上キラー”的な青年に育ちました。
そしてその性質は旅のディレクター、特に「とびだせ!えほん」というコーナー作りでも大いに役立っています。
「おばちゃんは町の情報源」ですから彼女らと親しくすることはディレクターの必須条件なんです(でもないか)。
34歳の頃。沖縄にて。 |
過去「とびだせ!えほん」で訪れた町にも元気なおばちゃんたちがたくさんいました。
素敵な人ばかりでみんな紹介したかったんですが、なんせおばちゃんは話が長い(失礼)。
ロケハンだけの出会いで終わった人々もたくさんいます。
今回のロケハン写真で紹介するこの町もそんなたくましい女性たちの宝庫でした。
ここは一体どこでしょう?
ヒントは「みかんと醤油」です。
簡単ですね。
今回はいきなり答えを書きます。
はい、和歌山県の湯浅町です。
(ここは昨年2020年にも再訪しています)
6年前に訪れたこの古いJRの駅舎も今はありません。
そして駅舎の横にあった古い旅館を兼ねた「一二三食堂」もなくなり、いまは新しい大きな駅舎がたっています。
旅人としては残念なことです(勝手な言い分ですが)。
駅前からの細い通りに商店が並んでいました。
果物屋さんには”当たり前”のようにみかんが置かれています。
「食べるけ?」
店のおばちゃんがこれまた”当たり前”のようにみかんを僕らに振る舞ってくれます。これが甘くて絶妙の酸っぱさでした。
町の中央には熊野街道が通ります。
交差点は意外と車が多い。
袈裟を着たお坊さんも忙しそうにバイクで走り回っていました(笑)
レンガ門が素晴らしい古い銭湯もありました。
ご主人に話を聞くともうすぐ風呂屋を廃業するとのこと。
「それはもったいない」と、ロケでも長谷川さんと訪れ、記念に番台にも座らせてもらいました。昭和の博物館のような町と人
湯浅の町は何処を歩いても昭和の雰囲気が残っています。
この荒れ果てた建物も長谷川さん好みでしょう。
古い町並みにはやっぱり年配の女性が似合うものです。
商店街では新鮮な魚を前にこれまた元気な奥さんが話しかけてきます。
ご存知!?たこ焼き”ごんため”のおばちゃん
町の一角には近所の子供達から絶大な人気を誇るおばちゃんがいます。
フランク永井とサム・テイラーが大好きなたこ焼き屋さん。
いまや「とびだせ!えほん」では忘れられない女性”ごんためのおばちゃん”です。
おばちゃんが作るボリューム満点のたこ焼きは12個で400円!
安すぎ!そして旨すぎです。
おばちゃんとはロケハンで出会った瞬間から昔からの知り合いのような親しみを覚えました。
でも、どこか哀愁があるんです。
ロケでおばちゃんにはじめて出会った長谷川さんも同じような感想をもったようです。
おばちゃんとのエピソードはこのブログだけでは語りきれません。
*いつかもう一度、皆さんにも放送を見てもらえる機会があれば良いのですが。
ほかにも素晴らしい女性たちと出会っていました
この湯浅の回では”ごんため”のおばちゃんが旅のエンディングでしたが、実はロケハンでは他にも愉快で楽しい女性たちとの出会いがありました。
”しらす漁”の船のそばで出会った漁師さんの奥さんたちもそのひとつ。
みなさんひとりひとりがチャーミングで、ひとりひとりに物語を持っていました。
そしてみなさんとてもいい顔をしていました。
取材時間は限られています。
この表情を本番で撮影できなかったのが残念です。
皆さんお元気で。
女性は年をとればとるほど強くてたくましく、そして美しくなるものだとあらためて実感した湯浅のロケハン&ロケでした。
(放送は2015年6月4日でした)
長谷川さんがスタジオ用に描いた絵にはやっぱりたこ焼き屋のおばちゃんがいました。
昨日はみかんが届きました
ちなみに昨日は我が家に”ごんためのおばちゃん”から大量のみかんが届きました。
食べてみたらやっぱり甘くて絶妙の酸っぱさでした。
おばちゃんありがとう。お体を大切に。
また会える日を楽しみにしています。
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