我々テレビ番組のロケスタッフは訪れた場所では取材先の方々に対して常に最大の礼儀と敬意と愛嬌をもって接するように心がけています。
それはこちらは常に”取材させてもらっている”側だからです。
当たり前のことです。
でも「中には”撮影してやっている”的な非礼な態度をとるスタッフもいる」と時々聞くこともありますがそれは論外です。
ただ、テレビロケではいろんなタレントや文化人がカメラを担いだ一団とともに車に乗ってやってくるのですから取材される側は平常心でいられるはずがありません。
時には歓迎のあまり町中がお祭りのような状態になることもあります。
ディレクターとしては「そんなご厚意に甘えてばかりはいられない」といつも気を引き締めてはいるのですが、いうても自分も弱い人間ですから時には調子に乗ってしまうこともあります。(反省)
結果、地元の優しいおっちゃんやおばちゃんたちに甘えまくってしまいます。(いつもありがとうございます。涙)
今回のディレクターのロケハン写真はそんな優しい人たちがロケ隊を大歓迎してくれたある町での写真です。
場所がどこか想像しながらご覧ください。
ヒントは「梅」です。(勘のいい人はもうわかりましたね)
暇なディレクターのある日のロケハン写真 2015年2月
大阪から車で1時間半ほどかけてやってきたのは南国的な海のそばの町。
2月だけど町は日差しが暖かいです。
町中には昭和の雰囲気が残る商店街がありました。
赤いポストがアクセントになっています。
まさにロケ本番にとっておきたいような”ほのぼの”とした風景です。
角のお店ではカツオ節など海産物を製造販売していました。
酒飲みにはピッタリの場所です。
町には路地やトタンの家もたくさん残っていました。
国宝級の迫力です。
まさに「長谷川ワールド」にふさわしい風景です。
もちろんロケ当日はここでスケッチもしました。
こちらは映画用のBGMです。
海の見える梅林公園
町の高台には梅林公園があります。
見晴らしのよい梅公園までは700m。
2月の梅の季節になれば週末になると様々なイベントが開催されます。
ベンチや休憩所もあります。
まさに梅の撮影日和でした。
梅みたいな可憐な笑顔
梅林公園に向かう途中にも色んなお店があります。
行く先々では働き者の女性たちが出迎えてくれました。
撮影の休憩中でもこの状態。
みなさん、長谷川さんの絵を書くスピードの速さに感心しています。
この日は何処で撮影していてもこんな和やかな雰囲気でした。
この日はスタッフもたくさんお土産を買いました。
安くて大きな大根を手に嬉しそうな田中カメラマン。
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長谷川さんも大根とお酒を手に入れてかなり満足そうです。
というわけで今回は和歌山県みなべ町が舞台でした。
(放送は2015年2月26日でした)
この日は町を上げて歓迎してくれ、しかも収録後にはたくさんのおみやげまで頂きました。野菜に魚に果物。みかんがとっても甘かったです。
和歌山の皆さん、いつもありがとうございます。
次回へ続く。
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