なぜか「とびだせ!えほん」では、ある街を訪ねて撮影する場合でもまともにメインストリートは歩かずに路地から路地へと行こうとします。
たぶんこれはディレクターの持って生まれた性格です。
(出演の長谷川画伯も同様です)
また、例えばグルメたちが喜びそうな飲食店を見つけても決してすぐに食べようとはせず、その匂いだけを嗅ぐというようなけったいなことをします。
たぶんこれもディレクターの持って生まれた貧乏性のせいです。
(出演の長谷川画伯も同様・・・でもないか)
というわけで今回のロケハンで訪れた町も世界的な有名な場所でありながらあまりまっとうには歩いていません。
さて、ここはどこでしょうか?
ヒントは「赤い鳥居」です。
暇なディレクターのある日のロケハン写真 2015年5月
旅の舞台は京阪沿線の観光地。
駅舎をでた大勢の人々はいっせいにある方向を目指します。
こちらは川の前で散髪屋さんを営業する親父さん。
60歳代ランキング
聞いてみると長谷川さんの大ファンで絵本ライブにも行ったことがあるそうです。
道端のお店では色んなものが売られていました。
キツネさんがお出迎え。
途中には茶店もあります。
ワンセット(という言い方でいいのかな)17万5千円から。
親父さんと息子さんには本番のロケでも登場していただきました。
そして再びメインストリートへ
川に沿って歩くと、またもとの大通りに戻ります。
みなさん大きな赤い鳥居が目当てなんですね。
七味唐辛子にスイートポテト。
「”におい”だけでご飯が食べられるなあ・・・」ということで、ロケ本番では画伯に”におい”だけを嗅いで頂きました。
鰻屋さんを通り過ぎると今度はユニークなおじさんが牛ヒレを焼いています。
ご主人はヨーロッパの男女4人組シンガー「アバ(ABBA)」の大ファンで、店頭ではいつもBGMが流れています。
こちらの酒屋では店頭に置かれた”鯖のへしこ”にそそられました。
ご主人やお客さんたち。
神社の赤い鳥居の前はまるで万国博覧会
この町にある大きな神社は赤い鳥居と狐で有名です。
この頃は外国人にも大人気だったようで、門前まで来るとまるで1970年の大阪万博のような賑わいでした。
コロナ禍の今となってはこの光景も懐かしいです。
この赤い鳥居が外国人には神秘的に見えるんでしょうね。
一瞬人が途絶えました。シャッターチャンスです!
脇道に出ればこんな自然豊かな風景にもであえました。
結局ロケ本番ではてっぺんまでは行けませんでした
それにしても頂上まではかなりの距離です。
「下駄を鳴らしてやつが来る〜♪」風に歩いている昔の書生さんみたいな人もいます。
ああ、ビールが飲みたい。
でも頂上からの眺めは最高でした。
(ロケ本番では時間の都合で稲荷山の上まではのぼれませんでした)
ここもまた万国博覧会状態でした。
ちなみにお寺では鳥居の奉納を集っていました。
鳥居は今も増え続けています。
結構いい値段がするもんですね。
こちらは茶店で出会った茶店の奥様は。
すこしお顔がお狐様に似ている気がしたのは僕だけでしょうか。
ロケで会えなかったのが残念です。
再び住宅街の路地を行く
神社を出てさらに足を伸ばすと一転してしずかな住宅街が広がります。
またまた生活感のある路地を発見しました。
石段の先にはお寺もあります。
本番ではここで近所の子どもたちとも出会いました。
小学生4人組と駆けっこ。
5月の境内はフジや赤いツツジが満開でした。
静かなお寺・・・様々な表情の仏様
このお寺は五百羅漢でも知られています。
裏庭には様々な表情の顔の仏様たちが木漏れ日の中で鎮座しています。
さきほどのにぎやかな神社もいいんですが、やっぱりこういう静かな場所に惹かれてしまいます。これもディレクターの持って生まれた性分でしょうか。
なぜかこの風景には映画「マイ・フェア・レディ」で流れていた音楽「I've Grown Accustomed To Her Face」がぴったりな気がしました。
なんだか切ないメロディです。
ブログランキングにも参加しています
60歳代ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿
ご意見