お早うございます。早起きディレクターです。
9月4日(土)は「とびだせ!えほん」枚方編を放送しました。
放送後には多くの方からうれしい言葉をいただきました。
こちらこそ感謝の気持でいっぱいです。
ありがとうございました。
やっぱり外のロケは楽しいしやりがいがあるもんです。
責任は制作陣です
でも今やTVはあちらこちらで中傷され非難の対象になっています。
特に地上波の情報、報道番組に対する風当たりは強い。
もちろん制作者のひとりとして言われても仕方がない部分はあると思っています。
「作り手になんの”愛情”や”想い”もないのだろう」と推察できるような番組を見かけることもよくありますし、雑誌やインターネットの情報をもとに「テレビってこんなもんだろ!」的に作られた安易な番組に視聴者が共感するわけはありません。
ただ、バラエティーや情報番組にしろ報道番組にしろ、その責任の大部分はわれわれディレクターや制作が背負うべきです。
カメラ・美術・照明、音効その他の技術スタッフは「ディレクターやプロデューサーの夢が叶うように」と、”自分の技を提供してくれる”協力者たちなのですから。
ただ、彼らの熱意や頑張りは”時に制作陣以上”の時もあることを僕はよく知っています。
とりわけ今どきの編集者やテロッパー(画面の文字やイラストなどを作る人)は、我々が駆け出しだった頃から比べればその技術力は相当レベルアップしています。
もちろん当時も高度なテクニックを持った編集者はいましたが、使用するマシンも急激に進化しましたし、それを扱うオペレーターの技(特にスピード)は昔とは雲泥の差です。
しかも、今どきの青年たちにはまことに「心根が優しい」人たちが多い。
今どきの編集マンは優秀でした
先日は大阪・中津にある編集プロダクションで「とびだせ!えほん」の編集作業を行いました。
ここはこの4月から「土曜のよんチャンTV」を担当するようになって以来のお付き合いなんですが、とにかく編集の若者たちの動作がきびきびして気持ちいい。
しかも愛想が良い。
(これってかなり重要です😀)
かつて僕が20代の頃なら、例えばテロップ1枚に色をつける場合でも、強面編集マン😎を恐れ、かなり気を使ったものでした(よく「色なんてつけなくてよい!」と、マジで怒られました)。
カメラマンだって音声さんだって昔は怖くて厄介な人が多かった。(それも今では良い思い出ですが。)
でも今のエディター君たちはそんなことはまずありません。
しかも彼らは、ただ、おとなしくディレクターの言うことに従っているだけでなく、ちゃんと自分の頭で考え、納得して作業してくれているのが一緒にいて伝わってきます。
しかも内容にも関心を持ってくれ一喜一憂する素直な心を持っています。
時に攻めても(もちろんいい意味で)きます。
そんな前向きで優秀な人々が制作過程に1枚2枚加わることで番組って確実に1ランク2ランク面白くなるもんなんです。
「とびだせ!えほん」枚方編の編集も快調でした
たとえば「とびだせ!えほん」の場合は合計で16、7分ほどのそこそこの長さのVTRなんですが、この編集作業も彼らなら3時間もかけずに作業を終わらせます。
しかも仕事が丁寧です。
昔なら同じような分量のVTRを徹夜して夜中まで作業しているどんくさい😓ディレクターもよく見かけたものです。
(だからテレビ業界はブラックだといわれるのか)
でもそんな優秀な編集オペレーターたちも、このコロナ禍で仕事が激減しているんです。
その日も編集マンのひとりが「会社が今後大丈夫か心配です」とぽつりとつぶやいていました。
「え、自分のことよりも会社のことを心配するの?」
編集マンだけでなく今はカメラマンも音声さんも人の話をよく聞く優しい人ばかりです。
そんな優秀で心根が優しい技術さんたちが育っているから、逆に、制作陣が甘えてしまい伸びないのかもしれません。
実際おじさんディレクターは彼らに甘えてしまいますけど。
テレビ業界は斜陽だけど優秀な若者は確実に育っています。
大阪中津にある編集プロダクション「ビデオユニテ」
また甘えさせていただきます・・・
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