お早うございます。早起きディレクターです。
もうすぐお盆ですが、昨日は僕の大好きな行事である”お盆参り”が行われました。
なぜ”お盆参り”が楽しみなのか?
もちろん義兄夫妻に久しぶりに会って、ご先祖様に感謝することも理由なんですが、なんといっても読経あとに振る舞われる「お酒と料理」が楽しみだからです。
はい、わたしの楽しみは毎回「お酒がらみ」です。
奈良の空の色は夏の終りを感じさせる色でした
近鉄電車で東生駒駅についたら青空に真っ白な雲。
ふだんなら車で向かうのですが、この日は必ず電車で向かいます。
いかに「飲む気満々」なのかがわかります。
駅から家までは歩いて10分ほどの距離なんですが、行きはいつも義兄が車で迎えに来てくれます。
でも僕はこのあたりの素朴な風景も大好きですから帰りはいつものんびり(ふらふら?)歩いて帰ります。
一番のお気に入りはこの庶民的な「赤ポストがある風景」です。
と、思えばいきなり道が細くなって、まるで「となりのトトロ」に出てきそうな神社が出てきたりします。
あたりはもう夏の終りを感じさせるような空です。
義兄の家では手作りの庭に植えた蓮の花が咲いて、メダカたちといっしょに出迎えてくれました。
9時すぎにお坊さんがやってきて読経開始。
今回は我が家のベランダのゴーヤもご先祖さまに供えさせていただきました。
コロナ禍でもお盆の時期はやはりお参りがたてこんでいるのか、お坊さんは読経のあとの世間話もそこそこに次のお宅へ向かいます。
法事なら読経に1時間近くかかることもありますがこの日は30分ほどで終了。
酒飲み男は心のなかで「しめしめ!」とにんまりしています。
年に一度のお楽しみ!早苗姉さんの精進料理
というわけで、いよいよ夏の宴の開始です。
まだ時計は11時前ですが今日は”お盆参り”なんだから仕方がない。
実は義兄夫妻はもともと大阪北新地で「四季彩」という日本酒が自慢の料理屋さんをやっていた人たちで、それだけに料理のプロだし、しかもいまだに付き合いのある全国の酒屋さんから届く日本酒も豊富。
義兄さんも料理人ですが毎回この日は奥様の「早苗姉さん」が腕をふるって”お酒に合う”特別料理を作ってくださるのです。
久しぶりにしこたま飲みました
そんな料理を味わいながらグラスになみなみつがれたお酒を飲む時は「ああ、日本人で良かった」そして「ああ、酒飲みで良かった」と心から思ってしまいます。
この日は静岡の純米酒「開運・愛山」と鳥取県の「千代むすび」をしこたまいただきました。この気遣いが嬉しいです。
でもこの会席コースを新地でいただいたら、如何程かかるんでしょうか?
というわけでまだ日も高いお昼1時過ぎには5合近くのお酒でさすがに撃沈しました。
遠くでジージー鳴く蝉の声。
そんな中、扇風機でほてった頭を冷やしながらお昼寝するのも夏の楽しみのひとつです。
「来年も健康にお酒が飲めますように」
炎天下を夫婦でふらふらと汗をかきかきよろけるように帰路につくのでした。
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