8月14日
おはようございます。早起きディレクターです。
ぼくは「ほや」がだい好きです。
でもまわりの人たちはあんまり「ほや」が好きではないといいます。
見ためが「きしょくわるい」からだそうです。
ゆいいつ、知りあいの絵本作家のはせがわくんは「ほや」がだいすきです。
なぜならお酒にあうからだそうです。
どうやら「ほや」はお酒をたくさんのむおっさんには好かれるようです。
「ほや」はきしょくわるくない
ぼくが「ほや」をいちばんさいしょに食べたのは、青森の「弘前」という場所でした。
弘前駅まえのお寿司やさんのメニューに「ほや」を見つけたので、きょうみほんいで注文したのです。
でもそのときは「ほや」がそんなに「きしょくわるい」とはおもいませんでした。
なぜならぼくは滋賀県の”鮒ずし”とか、外国の”ブルーチーズ”とか、みんなが「きしょくわるい」「くさい」というようなたべものが得意だからです。
(でも”くさや”はにがてです😁)
そのときぼくは「ほや」をまよわずに口にいれました。
ぜんぜん「くさく」ありませんでした。
それどころか、口のなかにひろい海のようなゆたかなかおりがぱーっとひろがりました。
そして、塩あじのなかにかすかにほんのり甘みがありました。
かんだらぷるぷるしてお酒にもぴったりでした。
ぼくは「ほや」がだい好きになりました。
釜石の朝 |
でも「ほや」は東北ではとれますが、関西ではあまりとれません。
たまに大阪でみつけてても、古くなっていていろが「どす黒く」かわってぜんぜんおいしくありませんでした。
釜石ロケで「ほや」と出逢う
だから4年まえの夏に『とびだせ!えほん』というコーナーの仕事で岩手県「釜石」にいって「ほや」を見つけたときはむっちゃうれしかった。
一緒にいたはせがわくんも興奮していました。
ふたりであほみたいにいっぱい「ほや」をたべました。
釜石の漁師さんに「ほや」をごちそうになる |
おおさかで「ほや」にであう
きのうのお盆の朝、大阪の鶴橋商店街をさんぽしていたら魚やさんのみせさきに「ほや」をみつけました。
ぼくはおもわず、あ「ほや!」とさけびそうになりました。
けさ宮城県からとどいたのだそうです。
「”箱買い”ならもっとやすい」といわれたけどぼくはびびってしまって1個だけかいました。
350円でした。
あとで、もっとたくさん買っておけばよかったとこうかいしました。
家にかえってさっそくインターネットをさんこうにして分解しました。
紫いろのぶつぶつの殻はおもったよりかたくて、包丁できったら汁がぴゅーっとでてきたのでびっくりしました。
殻をわったらオレンジいろの実がにゅるっとでてきてびっくりしました。
はらわたをとっていたら手が「ほや」のにおいになったから困ったけど、ほんとうはちょっとうれしかったです。
そして、実を半分にきってさっきのぴゅーっとでてきた汁につけたらとってもおいしそうでした。(この汁がポイントみたいです)
食べやすいように小さくきって、おしょうゆをつけたらめちゃくちゃ「しんせん」でおいしかった。
あの日、青森で感じた海のかおりがしました。
スダチもぴったりでした。
せっかくのお盆なので朝からお酒も2合以上のみました。
あとではせがわくんにもLINEでじまんしたら「ぼくなら3合はのめる」とうらやましそうでした。
ぼくたちは「ほや」がだい好きです。
みなさんも「ほや」を「きしょくわるい」とかいわずにだい好きになってください。
「食わずぎらい」はもったいないとおもいます。
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