お早うございます。早起きディレクターです。
昨年の4月。無事に還暦を迎えたのですが、偶然にもちょうど同じタイミングでわが国は新型コロナに襲われました。
突然「お前ら、おとなしゅう家でじっとしとれ!」という政府からのお達し。
「60歳になれば時間に余裕もできるだろうから、夫婦で旅行にも行けるしいろいろな酒も飲めるぞ、しめしめ!」と思っていたのですが、まったく目論見がはずれてしまいました。
旅番組を初めて36年・・・歩くことは得意です
そこで「早朝は人出も少ないから」と、昨年の8月の終わりごろから早朝5時過ぎに家を出て1時間ほど写真を撮りながら歩く「散歩撮影」をはじめたのですが、これが性に合っていたようで脚力や体力もつきましたしダイエットにも効果的です。
しかも、同じ場所を歩いていても見飽きないどころか、季節や時間(そして気分)が変われば毎回歩くたびに新しい発見があります。
どうやら自分には「町を歩く」という行為が先天的に向いているようです。
「みんなでいっしょに歩いたらきっと楽しいですよ〜」
そもそも自分は旅もの系のTVディレクターですから、見知らぬ土地をきょろきょろ観察しながら楽しみを見つけることが本業(いわゆるロケハン、下見ですね)。
いつのまにか”町歩きのコツや知恵”が身についていました。
日本の(特に近畿の)町ならば、「こんな雰囲気の場合にはあんな名所やらお店があって、どんな暮らしの人々が住んでいるのか?」なんてことも経験でなんとなくわかるようになりました。
まあ、たまには「何?よそ者!?」なんて不審げに見られることもありますが、そんな時は持ち前の愛嬌で(度胸はありませんが)乗り越えてきました。
だからいわば”プロの散歩者”なんです
新型コロナの終息の予想がまだまだつかない中、日本はこれからますます長寿大国になり、街には時間を持て余した自分のようなおじさん(おばさん)おじいちゃんおばあちゃんが増えることは目に見えています。
だからこそ、長年培った「町歩きの知恵」という独自のノウハウを用いて何か皆さんのお役に立てないか?
そして「歩く」という行為をとおして誰かと喜びを共有することは出来ないか?
なんとなく、そのようなことをつらつらと考えている今日このごろです。
60歳代ランキング
0 件のコメント:
コメントを投稿
ご意見