お早うございます。早起きディレクターです。
なんだかんだと云われながら、(結局)もうすぐオリンピックがはじまるようですね。
小さな頃は夢と希望に満ち溢れて見えたこの「世界的スポーツの祭典」が、こんなに問題だらけの、そして変わり果てた姿で開催されることに今更ながら驚きを隠せません。
「もうこれ以上 ”夢舞台”の醜聞を知りたくない」とニュースやネットから目をそらせてしまうのは僕だけではないでしょう。
新しい「風の時代」の生き方
ちなみに占星術的には今は人の価値観が変わりつつある時代だと云われています。
かなり長期的に言えば2000年以上(!)も続いた「魚座(水)の時代」から「水瓶座(風)の時代」へと変わりつつある。
また昨年末には「水瓶座(風の星座)」で20年ぶりの木星と土星の会合(グレートコンジャクション)があり社会の節目としても「水瓶座の時代」を迎えました。
みんなこれからは本格的な「風の時代」の生き方が求められる、というわけです。
それまでは「支配」「階的」「曖昧」なものでよしとされていたのが、これからは新しい水瓶座的な価値観=「自由」「平等」「真実」が重視される。
今回はオリンピックの裏側でもさまざまな魑魅魍魎が跋扈していますが、いつの世でも、時代の価値観が変化する時にはそれまで利権をむさぼっていた勢力が最後の猛反発をして新しい勢力に拮抗しようとするものです。
でもそれもやがては時間をかけていつかは淘汰されていく。
結局、人間たちはそのようにして進化していくのでしょう。
年寄りにも進化は必要なのでしょうね
それはさておき・・・
僕らのような年寄りディレクターもこれからは過去の古い価値観は「思い出」として心にしまっておいて、これからは「進化」を目指さなければならないのでしょうか。
当然のごとく人間は年を取り、毎日すこしずつ細胞とともに変化していきます。
そして年月を経るに従ってものの見え方、感じ方は変わってくるものですがそれは「音楽」も一緒です。
若い頃はあんなに好きだった荒々しいロックも、もう今ではめったに聞かなくなりました。(ごくたまに気合を入れるために朝からドゥービー・ブラザーズを聞く時はあります)
でも、この年になると邦楽、洋楽を問わず商業主義的に作られたタイプの「甘くてやさしい歌」は聞いていてけっこう辛いものがあります。
「優しいメロディー」・・・昔はけっこう好きだったんですけどね。
名曲「酒とバラの日々」の日々
先日、担当する旅のコーナー「とびだせ!えほん」のVTR編集のために、あの名曲「酒とバラの日々」を久しぶりに聞く機会がありました。
ヘンリー・マンシー二楽団の演奏する曲のテンポはかなりスローで楽器構成も今の時代からくらべればはるかに時代遅れなのに、なぜか心にしみます。
(しかもこの曲だって商業的に作られたはずなのに)
そして聞けば聞くほどに、その甘くて優しい世界観に”大人的エクスタシー”を感じてしまい、感涙しそうになるほどです。
これは若い頃にはなかった感慨でした。
いい曲って時代を超えても残っていくのは当たり前ですが、年をとってから改めて古いものの良さに気づく。
これも”ささやかな進化”といっていいのでしょうか?
次回「とびだせ!えほん」は7月24日『土曜のよんチャンTV』にて16時15分頃からの放送です。
裏はオリンピック放送ですが、ぜひご覧ください。
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