お早うございます。早起きディクターです。
皆さんは見えないものを信じられるタイプですか?
今日は占星術における海王星(♆)の事について少々雑談。
海王星のシンボルマーク「ネプチューン」 |
不透明で神秘的なものを司る海王星
古典的な西洋占星術では海王星は”見えないものや不透明で神秘的なものを司る”と解釈されています。
だから生まれた時のホロスコープ(星の配置)で海王星の影響が強い人(太陽や月、ASCなどの重要なポイントに海王星が強く作用している人)はいい意味で言えば夢や想像する力が豊富で芸術家肌だったりします。
でも悪く作用するとちょっと繊細、ナイーブになり過ぎるようで、すぐに酒やドラッグに逃避し溺れたりする、などと言われています。
ミュージシャンには海王星が必須条件?
ちなみに海王星はうお座♓の人の守護星です。
魚座生まれの音楽家にはジョージ・ハリスンや元ローリングストーンズのブライアン・ジョーンズ、日本でも中島みゆきさん、最近ではあいみょんなどがいます。
みなさんどちらかといえばそのイメージは骨太というよりは繊細で情緒的。
多分うお座の太陽以外にも生まれた時の海王星に金星(優しさ)や月(感情)などが調和しているからなのでしょうか、この世の漠然とした真実や”人間の普遍性”みたいなものを生まれつき完治できる能力のあるタイプが多いように思われます。
海王星は人生を”まろやかに”する
いずれにせよ生まれた時に海王星の影響を受けていればロマンチストだけどちょっと現実離れした人になる傾向があるといわれています。
いわゆる「夢見る夢子ちゃん」です。
でも、そういうタイプの人って実社会ではきっと生きにくい面もあるでしょうね。
特に今のような「お金お金」で、損得が優先する社会ではすぐに疲れて摩耗してしまうかもしれません。
ブライアン・ジョーンズも晩年はドラッグに敗れ去りました。
ただ、個人的にはそんな夢や想像する力を持つ人々はいつの世の中にも必要だと思っています。
だって音楽や詩のない世の中ほど味気ないものはないですから。
いわば海王星はブラックコーヒーのような苦い現実的をまろやかにする”ミルク”みたいなものなのでしょう。
(時に度数の強いアルコールの場合もありますが)
見えないものを信じられますか?
実はかくいう僕も海王星が割と効いているタイプ(太陽&月に海王星が180度)です。
しかもASC(上昇宮)が魚座♓ですから子どもの頃からちょっと”妄想癖”があり、それがいまや酒飲みのおっさんです。(反省)
立派なおっさんですが性格的にナイーブで脆い部分もあります。
でも、これまではそれなりに現実と折り合いをつけて生きてきました。
そしてその要素をテレビのディレクターという仕事に活かしてきました。
もしこれを読んでいる若い人で海王星の影響を受けて繊細過ぎるが故に生きることに悩んでいるのなら、ぜひその海王星の長所を見つけてみてください。
きっと海王星の力が人生で活かされる場所がどこかにあるはずです
海王星の最大の長所は「自分が犠牲になっても誰かのために尽くす」です。
(もちろん人を信じすぎることの危険性も学ばなくてはなりませんが、それには現実的な星・土星の力が必要になってきます)
いずれにしてもこの世の普遍性に通じ、広く人々の痛みを理解できる海王星(魚座生まれ)を持つ人の能力は芸術以外でもあらゆるジャンルで活かせることができるものだと自分は考えます。
人間には「目に見えないものを信じられる人」と「目に見えるものだけを信じる人」がいます。
僕は前者「目に見えないものでも信じられる人」を信じます。
そしてそんな仲間たちと一緒に旅をしたいといつも思っています。
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12ハウス に天体多過です。12ハウス も海王星効いてますか?
返信削除12ハウスは本来うお座の部屋。つまり守護性は海王星ですからもちろん海王星の影響は強いはずです。
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