わが家のガスコンロが壊れました
お早うございます。早起きディレクターです。
昨日の朝、わが家のガスコンロがとつぜん壊れました。
点火はするけど炎がすぐ消えます。
現在住んでいるマンションは築17年。
後でやってきたガス器具屋さんに言わせると「残念ながら寿命」だったそうです。
でも17年は「かなり長生き」したほうなんだそうです。
とはいえ、さすがに火が使えないと生活に困るので、すぐに大阪ドーム横にある大阪ガスのショールーム「ハグ・ミュージアム」に電話予約をして新しい製品を見聞するために夫婦で出かけることにしました。
ついでに近所のガス器具屋さんにも連絡して、ガスコンロ本体や工事費用などの見積もりを計算するために来てもらいます。
で、夕方やってきた男性のひとことが「残念ながら寿命」でした。
数年前に我が家の洗濯機「日立・静御前(晩年はちっとも静かではなかった)」が最後に息絶えて新しい製品に買い換えた時にも「きっとこれが自分にとって最後の洗濯機」などとしみじみしたものです。
で、大阪ガスのショールームに出かるために洗濯物を取り込もうとベランダに出たら、もう一回びっくりさせられました。
一羽のグレーがかったひよ鳥がベランダの床にじっとうずくまってこっちを見ています。
僕が近づいても逃げないのでよくよく見てみると首にタコ糸のようなものが絡まっています。
糸のせいで目測を誤って窓ガラスに激突したのでしょうか。
でも野生の動物に無責任にかかわるのもどうかと思い、なんとか糸だけ取り払って、あとは飲水とオートーミールの粉をそばにおいて出かけることにしました。
長生きしてくれました |
この日の我が家はなぜか朝から忙しく、ショールームの後にはコロナワクチンの予約で病院にも行かねばなりません。
ばたばたとガスの展示場から帰って来てベランダに出るとさっきの場所にひよ鳥はもういません。
「回復してどこかに飛び立ったのかな?」と、水を捨てようと思ってよく見るとクーラーの室外機の裏陰に潜んでじっとしていました。
やはりまだ傷は癒えていないようです。
しかたがないので、そこでもう少し休んでいてもらうことにしました。
「残念ながら寿命です」
そして午後三時過ぎ。
近所のガス器具屋さんの男性がバイクで颯爽とやってきました。
青い上下の制服に真っ白いスニーカー。
しかも青いマイスリッパまで持参したプロのガス屋さんらしい40代の男性です。
ガスレンジをひと目見て「残念ながら寿命です」
他にも給湯器なども寿命が近いようで、色んなものがいつ壊れてもおかしくないようです。
どこか人懐っこそうな男性なので、僕が「火が使えないなら、これからは電子レンジでブロッコリーだけ食べて生きる」などと冗談を言うと「ブロッコリーはプリン体が多いので痛風にはきついんです」
実は彼は大のビール党で、若くして痛風持ちなんだそうです。
気の毒なことです。
さて、男性が工事費用などの見積もり計算している最中も、僕はベランダに出たり入ったり。
そんな忙し気な様子に男性員が気づいたようなので「あ、鳥が怪我をしてるんです」と教えてあげると「優しいんですね・・・」とベランダの方を見てぽつりとつぶやきます。
仕事柄、彼にもいろいろなことがあるんでしょう。
「いえいえ、これも縁なんで」と、再びベランダに出て様子を見てみると、ひな鳥はじっと動かなくなっていました。
そしてガス器具の見積もり
亡骸を菓子の空き缶にいれたものの、一体これをどうしたものか?
マンションのベテラン男性管理人さんに相談してみると小鳥の顔をじっとみつめて「かわいそうに」とつぶやいて、裏の空き地に埋めてくれました。
こういうことって、ままあるんだそうです。
でも心優しい対応に「このマンションに住んでて良かった」と妻も嬉しそうです。
部屋に戻ったらようやく見積もりが終わっていました。
この日は驚くことが多かったんですが、男性員が出した金額を見て今度もまたぎょっとしました。
ガスコンロにレンジフードに給湯器に・・・「高!ひえ〜」
これでもだいぶ値引きしてくれたんですけど・・・まあ、寿命だから仕方がないんです。
男性員さんも痛風に負けず、これからも元気にお過ごください。
僕はコロナのワクチンを打って未来に備えます。
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