お早うございます。早起きディレクターです。
僕は旅もの系のVTRを担当することが多いディレクターですから、旅先でごちそうを食べることもあります。
かつて担当していた佐川満男さんの「前略旅先にて」などは、コーナーの目的が旅先で絵を描くことと豪華なお宿&お食事を紹介することですから、収録が終わればスタッフも料理のおすそ分けに預かることがよくありました。
「前略旅先にて」山形の寒鱈料理
いまだに印象的なは山形県のお宿「九兵衛旅館」(山形県鶴岡市湯田川)
ここの寒鱈の「どんがら汁」や鱈の白子のにぎり寿司はめちゃくちゃウマかった。
たしか冬期の限定料理でしたが、いまだに佐川さんと会えば思い出話に出てくる料理のひとつです。
山形の寒鱈料理 *お宿の写真です |
寒鱈のどんがら汁 |
「とびだせ!えほん」の”地味”なグルメ
で、いま担当している「とびだせ!えほん」なんですが、次回の収録のためこれまで食べた料理を調べたんですが、これがけっこう地味というか庶民的な食べ物ばかりなんです。
2012年にスタートした1回目では京都の古い商店街のお惣菜屋さんで揚げたてのコロッケをいただきました。
5回目の鞍馬口通りでは学生街の喫茶店で「バナナラッシー」550円(当時)
そして6回目の上賀茂では保育園児の給食までごちそうになりました
別に”B級グルメコーナー”ではありませんが
ちちんぷいぷい時代、「とびだせ!えほん」はよくスタジオ進行の古川アナウンサーに「このコーナーは観光名所に行くわけでもなく贅沢な料理が出てくるわけでもなく」と紹介されていました。
それを家で見た長谷川さんはテレビの前で「あ、そうだったんや」と、けっこうショックを受けたそうです。
もちろん別に番組予算をケチっているわけでもなく庶民派を装っているわけでもなく、そしてもちろん食べたものはどれも美味しいものばかりなんですが、テレビ放送となるとたしかにでてくるものは地味かもしれません(笑)。
ラーメン激戦区一乗寺にて |
でも何故そうなるんでしょう?
こういっては失礼ですが長谷川さんも、そしてディレクターの僕もそないに裕福な家の子ども(ええしのこ)ではないので、なんとなくあのような地味な展開が居心地がいいのかもしれません。
悲しいことです。
たぶんご本人は否定するでしょうが。
これまでの「とびだせ!えほん」のグルメシーンで一番食欲をそそった食べ物といえばかつて小豆島で食べた握り寿司。
ごく普通の寿司屋の佇まいとサビの効いた寿司&コップ酒が最高でした。
そして寿司屋のご主人のテレビに媚びない無愛想さが愛おしかった。
そんなこんなで「土曜日の4ちゃんTV」ではもっとテレビ的な(?)料理を食べたり、ちゃんとした(?)観光地にも行ったりと新たな世界にチャレンジしたいと思っています。
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