「とびだせ!えほん」最終回は3月11日(木)夕方5時頃からです
お早うございます。早起きディレクターです。
例によって土曜日の早朝から編集作業にいそしんでおります。
作業は順調に進み、いろんな楽しいアイデアも浮かび(やったー!!)本来ならば心が弾むところですが、いつもと違うのは今回が長年親しんできた担当コーナーの最終回だということです。
だからうれしいけどかなり寂しくせつない。
とくに後半の思い出を語るシーンでは編集していて思わず涙腺がやばくなりました。
9年間のライフワークでした
思えばこれまで何度も最終回を経験してきましたが今回はまた特別です。
僕は170回(&特番7本ほど)とほぼすべての「とびだせ!えほん」のディレクターをつとめてきました。
はじめてえほんチームでロケをしたのが2012年4月11日(水)の京都市南禅寺。
ロケの翌日からさっそく編集をはじめたんですが、あの一回目の時のカット割りは最初から最後までをそらで覚えていました。(今じゃ考えられません)
布団に入って目を閉じればすべてのカットが頭をかけめぐり、まったく離れませんでした。
それだけ集中していたのでしょうね。
そして一回目を放送したのが偶然にも自分の52回目の誕生日とおなじ4月26日。
すぐに終わると思っていたら思いのほか放送後の評判がよく、さらに2回目の京都吉田山編では、たまたまスタジオにゲストで来られていた近藤正臣さんに激賞され、心の中で小さくガッツポーズをしました。
2回目 京都市吉田山 |
最初はおそるおそるだった長谷川画伯も、しだいにテレビという””やっかいな段取り世界”のことも理解しだし、だんだんスタッフとも気心が通じるるようになりました。
もちろんこれも温厚で優秀な技術スタッフや元気で素直なアシスタントたちのおかげでもあります”。
3回目ロケが5月16日の京都伏見区。
4回目ロケが5月29日の京都市貴船。
5回目ロケが6月12日の京都船岡山鞍馬通り。
以降、北区上賀茂、亀岡市、京都府伊根町、京都府美山町、左京区一乗寺と順調に放送は続き、気がつけば”えほんチーム”は自分にとってなくてはならないもの。
”とびだせ!えほん”はこれまでで最高のライフワークになっていました。
僕も「とびだせ!えほん」ロスです
今回ちちんぷいぷいが終わるにあたって、たくさんの方から「残念だ、続けてほしい」という声をききます。
なかには「とびだせ!えほんロス」などというありがたいことを言ってくださる方もいらっしゃいますが、自分がまさにその状態になりそうです。
あれから9年がたちました。
あと5日ほどで自分のライフワークは終わります。
最後まで精一杯あがいてやろうと思っています。
最後の放送は3・11の17時頃。
震災特番の関係でいつもより2時間ほど遅めに始まります。
2021年版「えほんチーム」 |
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