ちちんぷいぷいが終わった。
今はただ寂しい。
あのような番組はなかなか生まれるものではない。
それが再び出来るには平凡な日常の機微を理解し表現でき、しかも発言力のある人物が必要だろう。
今後、テレビ界はますます政治ニュースや芸能ゴシップをあつかう”鋭利な刃物のような言葉”をもった番組が増えていくはずだ。
情緒は置き去りにされ情報が重視されるはずだ。
そのほうが作る側も楽だし、実際、大勢の人々が多くの情報を求めている。
そしていつの時代でもごく一部の人々がもとめる質素で穏やかなものは、時代の風に吹き飛ばされていく。
でも、そこで残るものこそが時代に必要なものだと信じたい。
とにかく今はじっと首をすくめて新たな風が吹くときを待つのみ。
次の船出にそなえて。
お疲れさまでした。
返信削除ある意味ラジオのようなテレビはもう無理なんですね。
全国ネットの番組で大阪の肌感覚の情報は期待するのは無理ですね。
AUeno
こんにちは。コメントありがとうございます。まだテレビの世界にも僕たちのような情緒派のディレクターは何人も残っています。しかし、そういったディレクターの活躍する場所が少なくなっていることは確かです(特に全国ネットでは)。でもまだまだきれいな海は残っているはず。それを信じて今は風の吹くのを待っています。
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