お早うございます。早起きディレクターです。
「とびだせ!えほん〜桃谷編〜」の編集をはじめて3日目の朝なんですが、ようやくゴールが見えてきました。
僕はいつも編集をしながら、”毎回訪れた町でいちばん印象的だった風景のイメージを音楽で表現”するのが楽しみというかそれが習慣なんですが、ようやく景色に音楽が結びついた(気がした)というわけです。
大阪・桃谷 |
街の象徴はお気に入りの音楽とともに
例えば先月にえほん旅で訪れた奈良室生寺では懐かしい「赤ポストのある山里」の風景が印象的だったので、サイモン&ガーファンクルの「早く家に帰りたい」という曲と結びつけました。
だから今後、僕にとって奈良室生寺といえば「早く家に帰りたい」が定番のBGMになるわけです。いわばディレクターの勝手な思いこみです。
でもその思い入こみって実際にその土地に足を踏み入れた者だから感じることのできる特権です。
いわば「オリジナルな一次情報」
いまはインターネットや他人の作った資料を見れば取材する旅先の情報は一応わかりますが、やっぱり自分の足で現場に訪れ、実際に見て匂いをかいでみないと、体温のある情報は知ることはできませんし、勝手な思い込みさえ無理です。
思い込みも馬鹿にできないのです。
大阪、平野川のよどんだ影・・・
今回の桃谷の町で僕にイメージ喚起させてくれたのは路地でも商店街でもなく、町の東を流れる平野川でした。
この静かな川面が桃谷の賑やかな商店街とのギャップをうみ、妙に印象に残るんです。
そしてこの平野川のシーンを見ていると、僕の頭にうかんで離れないのが40年ほど前に流行ったある名曲なんです。
もちろんいまはまだ勝手な思い込みですからもう少し冷静になるとまたその考えは変わるでしょう。
いましばらくはこの曲と桃谷をリンクしながら楽しむことにします。
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