お早うございます。早起きディレクターです。
最近は朝に家の近所を散歩するのが習慣なんですが、昨日は突然発作的に奈良まで足を伸ばして来ました。朝なら人も少ないし気分転換にもなると思ったんです。
「奈良は遠いやん!」と思われれるかも知れませんが、鶴橋から奈良までは近鉄電車でたったの30分。
電車に乗っていると、石切駅あたりの高台から見える大阪の街並みも美しいもんです。
12月21日冬至 早朝の奈良 7:30
7時前に家を出たんですが7時30分過ぎにはもう興福寺が目の前です。
予想通り奈良公園のまわりは観光客がほとんどいません。
澄んだ青空のもと一眼レフを片手に歩いていると通学バスを待っている子どもたちが興味深そうにこちらを見ています。
まずは県庁前を抜け東大寺へ。空気が澄んでいるから青空も美しい。
赤い鳥居がとても神秘的です。
東大寺の左手には石塔へ続く石段がありました。
紅葉とのバランスが美しかったので奥方にモデルになって歩いてもらいました
手向山神社でお参り。
ここはもともとは東大寺の鎮守社でしたが明治以降、独立した神社になりました。
”過去の古いしがらみ”から自由になれますようにと、願いを込めて。
今夕は木星と土星の大接近もあります。
8:30 若草山
若草山の芒を眺めながらベンチで朝のチョコレートを食べていたら、腹をすかせた鹿が寄ってきます。
「悪いけど君のぶんはない」と追い払うも、なかなか去ろうとしません。
鹿の生活もこれはこれで大変なんでしょうね。
鹿せんべい(200円)屋さんはまだあいていません。
9:00 奈良町の路地
そして興福寺を過ぎて奈良町を歩いていると、懐かしい風景に出くわしました。
3年前の7月に「とびだせ!えほん」のロケで偶然に見つけた路地です。
ここの土塀越しに見える五重塔はなかなか庶民的で印象深かったものです。
路地から見える五重塔 |
ついでにその時にお世話になった奈良町の酒屋さんをたずねたらこの日はあいにく定休日。
帰ろうとしたら玄関でご主人と偶然に遭遇。笑顔で迎えてくれました。
もちろん今回は飲んでませんよ。(ちょっと迷ったけど)
酒屋のご主人 |
人を笑顔にする画伯の絵 |
そんなこんなで気がついたらもう10時過ぎ。
万歩計を見たら1万5千歩も歩いていました。
そろそろ腹も減ってきたので大阪へ帰ろ。鹿よ、さようなら。
早朝歩きは人ともめったにすれ違いませんから、今の「ソーシャルディスタンス」時期には最適です。
あー楽しかった。けど、これっていつもやってる旅のロケハンと一緒ですわ。
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