お早うございます。早起きディレクターです。
今年の年末はのんびりと過ごそうと思っていたら、さまざまな事情で急きょ「とびだせ!えほん」のロケに行く事になってしまい、少々慌てています。
これで大晦日もお正月もせわしない時間が過ごせそうです。
ま、ええけど。
今回は延期していた大阪桃谷の師走の様子でも取材するつもりですが、肝心の長谷川画伯は聞くところによると現在”酒絶ち”中だとか。
あの方はたまに思い出したように”酒絶ち”をしますが今回はどのような理由なんでしょうか?
はたして桃谷の暖簾の誘惑に打ち勝つことができるんでしょうか?
ま、ええけど。
愛しき”訳あり”のドラマ「深夜食堂」
さて、暖簾の誘惑といえば昨夜はAmazonプライムで「深夜食堂」を見ていました。
小林薫さん演ずるマスターが営む深夜営業の「めしや」を舞台にした人間ドラマです。
このドラマはどこか退廃的な空気が漂うところが個人的に好きなんですが、イントロで流れる六文銭の小室等さんのような(なつかしいなあ!)男性ボーカルがなおよろしい。
さらに気に入っているのが主人公の小林薫マスターを筆頭に登場する人物がみんな”ワケあり”感を醸し出しているところ。
人間ってたいがいが大なり小なり”ワケあり”だと思うんですが、そのあたりの模様を丹念に紡いでくれるところに好感を持ちます。
だいたい今の世の中(とくに政治家)なんて、国民ひとりひとりがどのような”ワケあり”な生活を送っているのかなんて考えもしませんから。
作り手が自己陶酔しても・・・
ついでに言うと、このドラマは制作スタッフの”自慰的”な演出が垣間見れる部分も好きです。つまり「作っている側が自分に酔っちゃってる」感じがたまにこちらに伝わってくるということです。(けっして悪口ではありません)
これって人によっては「自分勝手な演出」と取る人もいて嫌悪する方もいらっしゃるかもしれませんが、ぼくは物作りには多少の自己陶酔的要素もあり“だと思っているので、このドラマくらいの”青臭さ”は嫌いではありません。
時に愛しくなってしまうほどです。
というわけで来年の「とびだえ!えほん」は1月7日(木曜日)の放送予定です
大阪の町でどんな”ワケあり”な人々と出会えるのでしょうか?
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