お早うございます。早起きディレクターです。
今日も朝早くから編集なんですが、この作業もこれでなかなか大変なんです。
たとえば出演者が美味そうなものを食べているシーンを朝の空腹時に見せつけられるのはなかなかつらい。
それが焼きガニやてっちりなどの非日常的な食べ物ならまだいいんですが(それも辛いけど)ラーメンやトンカツなど身近なものはつらい。
そこへもってきて今回は庶民派代表の”コロッケ”です。
京都市左京区岡崎の神楽坂にある「石橋屋のコロッケ」一個80円
外側カリカリ、中が甘いホクホクジャガイモの揚げたてコロッケ
しかもキンキンに冷えているビールまでつけてくれて、それを出演者(絵本作家、59歳)が「はふはふ」いいながらうまそうに食べている映像は朝から見るものじゃありません。
何度も冷蔵庫に通い中を除きますがもちろんそれらしきものはありません。
しかも朝5時に近所の肉屋はあいていません。
桃谷で気分なおしのお散歩
コーフンを静めるために散歩を兼ねて朝の散歩にでかけることにしました。
目指すは生野区の桃谷。
ここはいつでも「えほん旅」の本番ロケができるくらい、”土地柄”も”人情”も熟知しているつもりでいたんですが、訪れるたびに新しい発見があります。
今日は桃谷商店街を抜けて南から北上するコースです。
まだ閉まっている商店街をぬけると鶴橋小学校。
門前では朝から近所の奥様がコスモスの手入れをしています。
宮司さんに声をかけられる
そしておなじみの彌榮(やえ)神社に到着。
ここはいつも境内がこざっぱりと清掃されていて、来るたびに清新な気分になります。
お参りをしていると神社の神主さんから「今日は秋の大祭の神事があるからぜひ参加しませんか?」と声をかけられました。
迷ったんですが、ふと横を見ると神事のスケジュールの張り紙の最後に「神酒拝戴」と書いてあります。(直会:なおらい)
「おお、朝からお酒が飲める」
そう思った僕は、気がつけば本殿の中で宮司さんの前でありがたい祝詞を聞きながら”かしこみかしこみ”状態でした。
そして15分。
式典は終わりましたがお酒はなかなかでてきません。
よく張り紙を見るとお酒はこのあとに始まるお祭りの本番の式典で振るまわれることがわかりました。
でも、まあ朝から気分はすっきりしたからすべてよし、とします。
そして家に帰って再びちょこっと編集のお仕事。
画面に映る美味そうな映像をふたたび目にして、僕が自転車でコロッケを買いに走ったことは言うまでもありません。
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