お早うございます。早起きディレクターです。
先日MBSの広報番組で「撮影チームの舞台裏」を紹介してもらいましたからご存じの方もいるかと思いますが「とびだせ!えほん」のスタッフは平均年齢がけっこう高めです。
70歳の健脚カメラマン田中さんを筆頭にディレクターの僕と長谷川さんがそれぞれ60歳と59歳。
そして音声さんや運転手兼カメラアシスタントさんたちもすでに50代前後。
紅一点のAD嬢が若いだけです。
もちろん皆、体力的にはまだまだ問題ありませんから動き回るのは平気なんですが、ロケをしていて一番年齢を感じてしまう事柄がひとつあります。
それは「お手洗い問題」です。
冬場はトイレ確保が大変です
今はまだ暖かさの残る季節ですからまだましですが、これから寒くなると確実にトイレが近くなります。特に僕と長谷川さんはお酒をよく飲むからでしょうか、トイレを見つけたらすぐに”そわそわ”します。
そこへいくと技術さんはけっこうしんぼう強い。
普段から下半身を鍛えているからでしょうか。(どこを?)
もしあなたの家のそばで旅ロケチームがトイレで困っていたら、ぜひご不浄を貸してあげてください。(半分本音です)
ベテラン俳優さんの苦労
旅もんチームは特に「泊まりのロケ」になると朝のトイレでも一苦労です。
(旅ロケってスケジュールがそれなりに忙しいんです)
かつてベテラン俳優の佐川満男さんと旅ロケをしていた時などは毎朝、佐川さんがトイレから出てくるのをロケ車の中で時計を気にしながら待っていたものです。でも朝はいいんですがロケが始まってから何度も現場を外されるとさすがにこちらもイライラしてきます。
いつもすまなさそうに戻ってくる大スターの佐川さん、本当にすいませんでした。
当時はまだまだ若かったから佐川さんの体調や心情をわかっていなかったのです。
そしてあれから15年・・・今度は僕がその順番です。
宿の朝、いつも苦笑いするおじさんたち
僕の場合、ロケ先の宿で起きてから出発するまでに最低3時間は確保します。
できるだけ出発時間までの時間を多くとりたい。
当然、朝食時間も早くしたいですから、バイキング形式の宿ではたいがい僕がお客さんの中で一番早く食堂にやってきます。(これまでで9割強ほどの勝率です)
ところが技術さんの中には出発のぎりぎりに起きてきて、さっと食事して出発するようなタイプもいます。
中にはトイレさえ行かずに出発する猛者もいます。
どんな下半身の鍛え方をしているのでしょうか?
ちなみにお宿で朝食の1番乗りはいつも僕ですが、たいてい2番にやってくるのは長谷川さんです。
そして食堂で顔をあわす時、いつもふたりで恥ずかしそうに苦笑いをします。
でも最近は例の病の影響でそんなお泊まりのロケもめっきり減りました。
悲しいことです。
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