お早うございます。早起きディレクターです。
今朝は4時前に目覚めてジャズをヘッドホンで大音量で聴きながら次のロケ先を考えています。朝から音楽を聴くと脳が活性化されて快適なんすよ。
ジャズギタリスト、ウェス・モンゴメリーのブルース・ナンバー「NO BLUES」。
興奮して思わず自分のギターに手を伸ばしそうになりますが奥さんはまだ就寝中。我慢。
ディレクターと映像と音
さて、TVディレクターをしていればたいていの人は映像にこだわります。
ディレクターは映像を作る仕事ですからこれは当たり前です。
でも自分がつくるVTRなのに音にはあまりこだわらないディレクターがいることも事実です。
僕がテレビ業界に入った頃、最初に不思議に思ったことの一つがこれでした。
大抵のディレクターは仮編作業でも映像はもちろん出演者等のトーク内容は念入りに編集しますし、テロップ入れ作業では文字の色や形、その文言内容などには徹底的にこだわります。
しかし最後の音付け作業になるととたんに音効さんに任せっぱなしになる人が結構います。
なんなら音付け作業にも立ち会わずに出来上がりをさっとプレビューチェックするだけの人もいます。
音楽好きは直感派?
使用する音楽でそのVTRの出来が大きく変わってきますし、何より音付け作業ほど楽しいものはないからです。
もしかしたら「映像は見えるもの」だけど「音楽は見えないもの」だから興味がわかないのでしょうか?僕は見えないものの方にこそ関心がありますが。
そういえば僕の周りでも気心が通じる人って「音楽にうるさい」タイプが多いようです。
話をしていてもこちらの言いたいこと、こちらの「心の中」をきゅっと掴んでいたりします。
音楽にうるさい人って物事を直感で理解できるタイプが多いのかもしれません。
もしかしたら「見えないもの」も見えているのでしょうか?
あなたと夜と音楽と
今はビル・エバンズの「Green Dolphin Street」が流れています。
一曲目の「You And The Night And The Music」は出だしのシンバルからいきなりかっこいいんですよね。
この曲をもし「とびだせ!えほん」で使うなら・・・かなりシーンが限られてきますが、あえて言えば、京都の路地裏で見つけたちょっと小洒落た食堂とか雑貨店とか。
でも、それだと昔NHK BSでやっていた「美の壷」みたいですね。これは却下。
というわけで今日も音楽とともにお元気でお過ごしください。
次のロケ先はまだ決まりません。
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