昭和の歌姫がまたひとり
お早うございます。早起きディレクターです。
先日、歌手の弘田三枝子さんがお亡くなりになられました。73歳という若さでした。
弘田さんといえば昭和30年代のなかば生まれの者にとっては「歌がめっちゃ上手で、ちょっと濃いメイクのお姉さん」といった存在です。
昭和44年にカムバックした時の名曲「人形の家」は当時9歳の僕にとっても忘れられない歌です。
「わたしわー」の箇所を「わたしはー」と「は」を強調する歌いっぷりは、当時の子どもたちならみんな物真似をしたものです。本当に惜しい。
こころからご冥福をお祈りいたします。
さて、弘田さんと同じ73歳という年齢の女性歌手といえばちあきなおみさん。
いまさら説明する必要もない”日本が誇る歌姫”ですが、ちあきなおみさんが歌をやめたのがご本人が45歳の年ですから、もう引退してから28年も人前では歌っていないんです。ご主人の死を機に芸能活動を中止したといわれていますが、その理由もあってか、いまや生きる伝説となってしまいました。
でも、あまり他人の引退には口出しはしたくないんですが、この方だけはどうしても・・惜しくて仕方がないです。
ちあきなおみは心の浄化剤です
僕は職業柄、プライベートでも仕事でもちあきさんの歌にはお世話になっています。
ちょっと気分を高揚させたいときには必ずこの方の歌を聞きます。スピーカーからちょっと太めでハスキーな歌声が流れてきただけでゾクッとします。
いま担当している「とびだせ!えほん」でも過去に何度もちあきさんの曲を使用させていただきました。
7年前の夏に滋賀県沖島に行ったときには「円舞曲(ワルツ)」京都市山科区では「喝采」
以降「黄昏のビギン」「星影の小径」「4つのお願い」「紅い花」「祭りの花を買いに行く」などなど数え上げればきりがありません。たしか「港が見える丘」もありました。
ちあきさんと同年齢の弘田さんが亡くなられたのは本当に残念なんですが、だからこそ今、ちあきなおみさんの新しい歌を聞きたいと願っているのは僕だけではないでしょう。
そういえばちあきさんも、ぼくたち子ども時代の印象は「歌がめちゃめちゃめちゃめちゃ上手で、ちょっと濃いメイクのお姉さん」でした。しかも艶っぽかった。
なんなら署名してでもいいからもどってきてくれないものでしょうか。
明日放送する「とびだせ!えほん」でもまたまたお世話になってます。
本当になおみカムバックです。
返信削除とびだせえほん、そういえば!です。
そういえば!ですか。ありがとうございます。
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