昨夜、懐かしいファミリードラマ「大草原の小さな家」をひさしぶりに見ました。
昭和30年代うまれの方なら子どもの頃に見たことがある人も多いのではないでしょうか。
希望に満ちた「大草原の小さな家」
NHKの宣伝文句を借りれば「古き良きアメリカの開拓時代、インガルス一家が様々な困難を乗り越える姿を通して、家族愛や人間愛の尊さを描く」となっていますが、まさに「家族愛」「人間愛」に満ちた物語です。
そう、まさに「希望」という言葉を真正面から描いたような物語なんです。
ドラマの冒頭シーンはインガルス一家が荷馬車に乗り込み未開の荒野を目指すところからはじまります。
家族はこの場所で祖父や祖母、親戚たちと一緒に暮らしていたのですが、人が増えたため食べることができなくなり移住することになったのです。
旅立つ母親は娘たちに祖父や祖母とはもう二度と会うことは出来ないだろうと語ります。
でも主人公のローラはこう語ります。
「でもわたしはワクワクしています。
知らない土地に行くからです」
なんと前向きな言葉でしょうか。
小さいころはなんとなく面白いドラマだなと思って見ていましたが、この歳になるとこういった言葉にぐっときてしまいます。
しかもこのドラマはもちろんトラブルや葛藤はありますが、こんがらがった悪意はあまり登場しません。
悪党でもどこか憎めない設定にしてあります。
基本「性善説」で物語は進行しているようです。
現実的過ぎるのもちょっと・・・
最近はみょうに現実的なドラマがあふれています。それはそれでいいのですが、あんまりリアル似忠実すぎて見ていてしんどい時もあります。
事件や人の不幸に群がる芸能ニュースも見ていてつらい。
事件や人の不幸に群がる芸能ニュースも見ていてつらい。
もちろん性善説だけにとらわれるのもは子供じみているかもしれませんが、たまには人の希望や善意に光を当てたドラマうを見るのもいいものです。
はじまりは希望。
そしてやっぱりはっぴいえんどが一番いいな。
この歳になるとついこういった風に考えてしまいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿
ご意見