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お早うございます。早起きディレクターです。
これまでMBS「ちちんぷいぷい」という情報番組に出会ってから、数々のVTRコーナーを担当させてもらいました。
当初はグルメを扱ったコーナーもありましたが、けっきょくは「旅や人の生き方」をテーマにしたものが中心になりました。
きっかけは歌手であり俳優でもある佐川満男さんの大人の旅「前略旅先にて」
数年前なら福島暢啓アナウンサーが全国の歌碑を訪ねて回る「歌碑ものがたり」
トランポリンの名手・廣田遥さんが職人やスポーツ選手、芸術家などを訪ねその生き方に迫る「肩こってませんか?」そして現在放送中の長谷川義史さんが旅をする「とびだせ!えほん」
結局、自分の一番得意な分野に落ち着いたわけです。
制作ディレクターは取材先に喜んでもらえることが喜びです
これらのコーナーで、毎回いろんな人と出会ったり、見知らぬ土地の知らなかった事を学べるのはこの仕事の最大の喜びです。
しかも取材させてもらった上に、放送した番組を見て喜んでもらえることほど嬉しいことはありません。
僕らディレクターが一番目指しているのは視聴者と取材先が喜ぶことですから。
「とびだせ!えほん」の流儀
でも現在担当している「とびだせ!えほん」というコーナーほど取材先から喜ばれるコーナーは長年ディレクターをやっている僕でもはじめてでした。
もちろんわれわれスタッフも取材先との間に良い空気が保てるようにいつも気をつかっていますが、もっと大きな要素はやっぱり長谷川さんの描く温かいスケッチにあると思います。
だって、どんなに気難しい人でも自分の絵を描いてもらったら嬉しいとおもいませんか。
人を笑顔にするもの
取材中でも長谷川さんが描いてくれた自分の絵を見て笑顔にならない人はまずいません。
(普通の取材だとこうはいきません)
しかも画伯は女性を描く場合はさらに可愛く描きますからなおさらです。ほんとうに悪い人です。
そしてここで「とびだせ!えほん」ならではのテクニックが登場します。
それは長谷川さんが人物絵を描き終えたら、ディレクターはすぐにモデルになってくれた方に絵を見てもらうということです。
そうすれば、ほぼ100パーセント素敵な笑顔が撮影できます。なんだそんなことかと思うかもしれませんが、こうしたロケでは現場の空気感が命です。
ですからこのテクニックはディレクターにとって必殺技です。
ですからこのテクニックはディレクターにとって必殺技です。
ちなみに、こんなふうに取材先から愛されているということを御本人は自覚しているか?それは僕にもわかりません。
このコーナー以外に番組の経験がないですから、長谷川さんにとってはこれが当たり前なんでしょうね。
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