プロ野球もようやく開幕しました。ベテランの野球ファンとしても待望の季節です。
週末は自宅でわくわくしながらテレビ観戦したんですが、東京ドームで場内に流れる人口的な歓声音だけはどうにも馴染めません。
それと阪神打線の不甲斐なさも相まって、結局途中からテレビを消してしまいました。
おかげさまで仕事もはかどります。
映像の力、音の力
テレビって大きく分けると映像と音声で作られているんですが、年をとるに連れてますます映像より音声のほうが気になってきます。
電子音を使った耳障りな効果音。絶叫するアナウンサー。何度も繰り返されるBGM。
ぼくは「ちちんぷいぷい」という番組にはスタート時から関わっているんですが、かつてメインパーソナリティーだった角淳一さんの言葉を思い出しました。
「病院で見ている患者さんがしんどくならないような音使いをしてほしい」
角さんはぷいぷいが始まる前、しばらく入院していた時期がありました。その頃、病室でニュースを見ていると、テレビから流れてくる刺激的なBGMやナレーションがかなりこたえたそうです。何気なくおっしゃった言葉ですが、ずっと心に残っています。
大阪日赤病院の千羽鶴 |
藤井寺球場っておぼえていますか?
それにしてもぼくらが子どもだった時代の野球場って本当にのどかでした。
とくに日生球場や西宮球場などはいつでもがらがら。
だみ声のおっちゃんのやじだけが外野席の遠くから聞こえてくる風情がなつかしいです。
ちなみに長谷川義史画伯によれば、地元・藤井寺球場なんて市街地のどまんなかにあるのに、夕方になるとコウモリの大群が飛んできたそうです。しかも7回以降の外野は入場無料。
昔のパ・リーグ球場の外野席みたいにのんびりとお届けしますので、高齢の方も安心してご覧ください。
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