ただいま編集中の「とびだせ!えほん番外編 おうちで絵を描こう!」も、着々と作業がすすんでいます。
一昨日はできたてのVTRを家で奥様に見てもらい、うれしいOKが出ました。そして昨日は友人のプロデューサー氏からも面白いと言ってもらえました。
若い頃ならばこれで一安心して仮編を終えていたところですが、心配性のベテランディレクターはまだ編集作業を続けます。
まだ足りないところ、どこかもっと良くなる箇所があるような気がしてならないからです。
どこで筆を置くのか?
絵にせよ音楽にせよ小説にせよ、昔から人びとを感動させる優れた作品には、その中に作品を創る人物の「熱い思い」が宿っています。
その「熱い思い」はどうすれば作品に込めることができるのか?平凡なディレクターにはいまだにわかりません。
ただ、できることは放送当日まではとにかく足掻くこと。何度もやり直しつづければその「熱い思い」に近いものはVTRに宿るのではないか?
ちなみに絵本作家の長谷川義史さんは絵を描くとき「どこで筆を止めるのかが難しい」とよく言っています。きっとそうなんでしょう。
やりすぎると台無しになることもありますからね。
でも凡人は最後まで足掻くことでしかできません。
ま、結局は楽しいからやってるんですけどね。
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