大津市坂本編 2019年9月放送分
今日は大津市坂本編をごらんいただきます。
坂本は日吉大社の参道ぞいに古いお寺が並ぶ紅葉の名所でもあるんですが、初夏は緑が美しく、なにより比叡山から琵琶湖へながれる水がとてもきれいな町です。
この”水がきれい”というのは経験から言うとロケをする上でかなり重要なことで、川にせよ海にせよ、水がきれいな場所ではいつも取材がスムーズにすすみます。
きっと水がきれいな場所は、住む人の心もおだやかになるからかもしれません。(個人的な意見ですが)
普通に歩いているだけでも素敵な風景や出会いが向こうからやってきます。
坂本でも水遊び中の親子に出会いました。
しかたなく(!?)靴を脱ぎ水遊びに参加しますが、じつはおしゃれな長谷川義史画伯はいつもカッチリしたひも靴を履いているので脱ぐのが面倒なんです。
パワースポットで名言
比叡山を背に立つのが日吉大社です。ここは平安遷都の際、京の都の魔除けの社として建てられ、境内には魔除けのお猿さんもいます。「見ざる言わざる聞かざる」といえば日光東照宮の三猿像ですが、実はこの神社の神猿さんが元になっているそうです。
町の人に聞いたらこの言葉はさらに「悪く思わざる」と続くんですが、これはいいことを聞きました。
「悪く思わざる」、、、たしかに世の中の多くのいざこざの多くの原因はものごとを悪く思う心にあるかもしれませんね。
日吉大社は最近ではパワースポットとしても人気です。われわれも石の橋を渡ると空気が一変するように感じました。
その水音が凄烈で、じっと耳を澄ましていたらいつの間にかセミもなきやんでいました。
ちなみにここで流れているのはサラ・マクラクランという人が歌う「エンジェル」という曲です。ぷいぷいでもお馴染みのヒロ寺平さんがDJをつとめていたFmの番組ではじめて聞いて感動したので思わず使ってしまいました。
じっと水の流れを見ながら
「川の水は休まずにずっと流れているんやなあ・・・」 また画伯の名言が出ました。
こういう当たり前のことに気づく感性はさすがです。
でも町で見つけた「飛び出し注意」の看板の男の子に「うそこども」と名付けるセンスはいかがなものか、と思いますが。
水のきれいな場所はお蕎麦も美味しい。
まっ昼間から蕎麦屋で酒を呑むのはおとなの特権です。
さきほどの水辺ではいやいや靴を脱いでいましたが、お酒を飲む時はいそいそと座敷にあがる画伯でした。
そして最後は美しい仰木の棚田に出会います。
「きれいな水のあるところには美味しいお米が育つ」
またここでも当たり前の自然の摂理をおもいだしました。
というわけで、本日は坂本の自然をどうそお楽しみください。
あした22日は長谷川さんの恩師、大西先生が登場する回を放送します。
古川アナウンサーも大活躍です。
スタジオ用に描かれた絵 |
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