映画「パピオン」から学ぶ?
おはようございます。早起きディレクターです。
家に閉じこもった生活をしていると心も体もストレスがたまります。
僕は趣味も多いのでそれほどでもないですが、先が見えない状況には時にうんざりすることもあります。
きっと若者はもっときついのでしょうがここは正念場です。
こんな時こそ名作映画でも見て時間を有効利用するのもありです。
例えば「パピオン」なんてどうでしょうか。
脚本的にも映像的にも音楽的にも僕らテレビ屋には学ぶことだらけです。
罪人としてギニアの離島に流されたパピオンことスティーブマックイーンは脱獄した罰として独房に2年間。
2回目はなんと5年間も放り込まれます。
しかもそこは光も閉ざされた狭くて不衛生極まりない場所。
もちろん食べ物は粗末で、主人公はなんとゴキ@@まで口にする。。。
パピオンの過酷さ、孤独さに比べれば僕らなんて全然ましです。
比べても仕方がないですが。
「COVID-19」「武漢ウィルス」どっちが言葉に迫力がある?
産経新聞の正論欄の横に面白い記事が載っていました。
今、新型コロナウィルスは「COVID-19(コビット19)」などと表記されますが、初期の頃は「武漢ウィルス」と呼ばれていました。差別的な意味合いを避けて呼び名を変えたんでしょうが、筆者はあえてもとの「武漢ウィルス」に戻すべきだと主張します。
「また産経新聞らしい偏った意見だな」と思って読んでいたんですがこの理屈が面白い。
「第23回冬季オリンピック」と聞いても普通は当時の記憶は呼び覚ませられないが「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック」なら記憶がよみがえる。
昭和34年の台風15号なら記憶もおぼろだが「伊勢湾台風」なら誰でも覚えている。
具体的で強い言葉の方が人の記憶に残るから、今回のコロナ騒動も「武漢ウィルス」と覚えた方が将来の良き教訓になるであろうというのです。
「バ行音」の迫力
同様に筆者は「ウィルス」という言葉も昔よく使われていた「ビールス(懐かしい響きです)」と呼べばどうかと提案します。
ウィルスでは弱いがビールスの「ビ」という濁音にはインパクトがある。
確かに「バ行音」って迫力ありますもんね。「バカ」「ボケ」「ブス」。
これが「パ行音」になると途端に可愛くなるから不思議です。
子供達に注意する時にも「触ると細菌(さいきん)がつくよ」と言うより「触ると黴菌(バイキン)がつくよ」の方が効き目がある。
確かに人は圧力や恐怖を感じないと行動しません。
感染防止のため家にいろと言われてもCOVID-19なんていう横文字の「バイキン」では効果がない。しかし「武漢(ブカン)ウィルス」なら言葉にインパクトもあり恐怖を感じるから民衆も従うかもしれない。
わからないでもないなと思いました。
僕も「パピオン」「ギニア」「ゴキ@@」これらのキーワードは、あのすばらしいテーマ曲とともにいつまでも忘れられません。
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