ここ数日は新型肺炎の影響などもあってなんとなく家にいることが多いです。
いい機会だからと映画やドラマなどをインターネットで見ることが増えました。
今はWOWOWドラマ版「沈まぬ太陽」を見ています。
「沈まぬ太陽」
みなさんもご存知ですよね
20年以上前、山崎豊子さんが描いたこのお話は小説はもちろん読みましたし、渡辺謙さん主演の長編映画版も個人的に大好きなんですが、今回のドラマ版も素晴らしかった。
上川隆也さん演じる主人公のキャラクターや物語の構成は小説や映画版とは微妙に違いますし、今の時代に見るしては多少作り方が古臭いかもしれませんがそんなことは全く気にならない。
そんなことよりも俳優さんたちや制作スタッフの強烈な熱量を感じてしまうんです。
何より原作者、山崎豊子さんの「想い」が見ていてじわじわと伝わって来ます。
テクニックより熱中する心
これはドラマにせよ小説にせよ、絵画、音楽、工芸、ネット記事などなど人間が産み出すありとあらゆる事柄に言えるのかもしれません。
「誰の想いが生んだ作品なのか?」結局はそれに尽きるのではないかといつも考えます。
想いのない作品なんか迫力も説得力もなんにもありません。
僕には素敵な絵を描く知り合いが2人もいるんですが
両名とも同じことを言っています。
「上手い絵描きなんか世の中にはいっぱいおる。
でも重要なのはテクニックじゃない!」
おっしゃる通り。
国会中継で新型肺炎騒動に関する「テクニック」もましてや「想い」も伝わらない首相の答弁を見ていてなんとなくそんなことを考えました。
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